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「ペットを飼いたい!」世間のママたちのお断り常套句

  • 2017.11.20

皆さんこんにちは。

ママライターのあしださきです。

お子さんに「ペットを飼いたい」と言われたことはありますか?

大きなショッピングモールになどには大抵ペットショップがあって、可愛い子犬や子猫がガラスのショーウインドウ越しに見ることができます。

わが家の子どもたちもしょっちゅう「飼いたい」と言うので、困ってしまうのです。

困る理由は大きく3つあります。

ママ目線、ペットを飼えない3大理由(住宅の制限の理由は除く)

●1.昼間家に居るのは主に自分だから、世話は必然的にママの仕事になる(それは嫌である)

●2. ペットの医療費、食事にお金が掛かる

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犬に対する支出総額(1ヶ月)8134円
猫に関する支出総額(1ヶ月)5435円
実際に掛かる費用(一般社団法人 日本ペットフード協会調べ)

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●3. 仕事に出にくくなってしまう(これから仕事をしたい人)

わが家は結果的にいつも、「残念だけど、飼えないよ」と話すことになり、その度いつも母が悪者で血も涙もない薄情物のような扱いを受けるので、正直不満でいっぱいです。

同じ境遇の世間のママたちはどんな言葉でお断りしているのか、調査をしてみました。

●『自分でお世話ができるようになったら、その時考えようね』

まだ5歳の長女が仲良くしているお友達のおうちで猫を飼っていて、遊びに行く度、「わたしも飼いたい」と言うので困ります。

お友達には、上に小学生の大きなお姉さんが居るので、「じゃあ、お友達のお姉さんのように自分でちゃんとお世話ができるようになったら考えようね」と答えを先延ばしにしています。(30代 5歳の女の子の母)

確かに、幼い子どもがペットのお世話を全てすることは難しいです。

幼稚園児ですと、まだお子さん自身の生活全般にママの手助けが必要な年齢ですから、ペットを飼うことでママの負担が非常に大きくなってしまいます。

このように、先に希望を持たせる「お断り術」は子どもにとってはその場のショックは少ないかもしれません。

気をつけなくてはいけない点としては、このように子どもに言い聞かせた以上は、いずれお子さんが成長した時、「自分でお世話するから」と再度お願いされた時の対応です。

その時は、はぐらかさずにきちんと向き合ってあげましょう。

本当に飼う事を検討してあげられるのか、ご主人ともしっかり話し合っておかないと「ママ嘘つき!」となってしまう ので、注意して。

●『今までのように旅行やお出かけに行けなくなるよ』

子どもにとってはこの言い方が1番有効的だと分かり、いつもこう言うことにしています。

テレビなどの影響で一時的にペットを欲しいと思っているうちは、親としても真剣に検討できる段階ではないと思っているからです。

「旅行やお出かけに行かれなくなるのか……。それならいいや。」というのがわが家の子の優先順位 なので、まだこの言い方でしばらく様子を見ます。(40代 2年生と3年生の兄弟の母)

ペットを飼えない理由で「長期で家を空けることが難しい」というのは、アンケート調査の結果にも顕著に見られます。

株式会社ドゥ・ハウスが2016年に行ったアンケートによると、

「現在または過去にペットを飼っていて困ること」と「ペットを飼いたいのに飼っていない理由」の両方で、その第1位が「旅行などで家を空けることが難しいから」となっています。

よって、子どもが「それでもいいから!」という熱意ある姿勢を示すまでは様子を見るのが妥当かもしれませんね。

●『弟のお世話をしないのに、子犬のお世話なんてできないよね。』

現在小3の娘は6歳下の弟のお世話にずっと興味がなかったので、こう言っていました。

「子犬を飼いたいと言うけれど、小さい弟よりもさらに小さい弟が増えるんだよ。それは、ちゃんと弟のことを見てあげられるようにならないと、ダメよ。」

と言い聞かせているうちに、娘の態度に変化が起きました。

弟に優しく接する姿が自然に感じられ、「変わってきたな」と思えるように。

次に「飼いたい」と言った時には家族で真剣に話し合い、今では子犬を家族の一員に迎えて暮らしています。(30代 小3女の子と年少の男の子の母)

このママさんは、最初は「ダメだよ」と理由もきちんと示し、最終的にはお子さんの良い変化を認めてペットを飼うことを認めてあげていました ね。

このようにお子さんが変わることができたのだから、ママもちゃんと意見を頑固に貫くばかりでなく変わっていくことも必要かも、と思わされました。

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いかがでしたか?

世間のママたちのお断り術を紹介しましたが、大切なポイントは「子どもの意見や熱意もしっかり見極めてあげること」かもしれませんね。

参照/一般社団法人 日本ペットフード協会
平成28年度全国犬猫飼育実態調査 結果
http://www.petfood.or.jp/topics/img/170118.pdf
株式会社ドゥ・ハウス
ペットに関する調査結果(2016年)

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「ペット」に関する調査結果を発表

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●ライター/あしださき
●モデル/前田彩

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