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クリスマスは“日曜のサザエさん”に…? アラフォーが考える年代別クリスマス!

  • 2017.11.19
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昼はプランナーとして働く、自称OL(おっさんレディ)のT子の連載コラムです。

11月も中旬に入り、街はもうすっかりクリスマスムードですよね。イルミネーションやツリーにいろんなギフトと華やかで心温まる季節ですが、「クリスマスなんてあまり関係ないよ」「一番忙しい時期で楽しくない」という人も多いはず。

アタシも昔はいろいろ楽しんだ気もするクリスマスですが、最近は節分やひな祭りと同じように“節句化”してしまっています。今回はもう年を経ってしまったOL(おっさんレディ)として、年代別にこうだったな~と、のんびり回顧したいと思います。

20代はケーキもチキンもキラキラ楽しむデート気分

まだ若かった20代、恋愛も遊びも楽しんでいた時代だけど、この頃は“憧れ”がいっぱいありましたね。付き合うのも年上ばかりで、いろんな大人を見ては「こんなふうになりたい」って思っていました。

この頃のクリスマスは、ケーキやチキンといった定番でクリスマス気分を満喫。お金はなかったけど、ありがたいことに年上の人にいろいろデートに連れて行ってもらったりもしました。20代って、社会のことが何でも新鮮で楽しめるから、「あれしてみたい、これしてみたい」でとにかくキラキラした気持ちで楽しんだ気が。

でもクリスマスに遊び相手がいない年もあったりして、平日だと普通に仕事ですし、そのときはとりあえず飲みに出たりしていましたね。

30代のクリスマスは仲間とパーティー三昧

30代(特に前半)はお金に余裕もできるし、一番遊んでいた時期だと思います。

このときのアタシはクリスマスパーティーによく繰り出していました。友達のおウチで集まっていろんな料理やお酒をワイワイ楽しむ、にぎやかなイベントがクリスマスって感じ。別荘を持っているお方のパーティーに誘われたときは、暖炉があってチキンではなくターキーが出てくるし、「スタフィンやグレービーソースって何!?」って海外生活経験のある方やハイソな方々から勉強することも多かったですね。クリスマス女装なんてこともしました(笑)。

この頃はもう普通のことには飽きてしまって、クリスマスを理由にぜいたくや何か特別な経験を楽しんでいました。

40代にもなると、クリスマスは日曜日のサザエさん

そして40代となった今は、哀しいことにクリスマスに割と無関心になってしまいました。

ワクワク、ドキドキといった期待感なんてなくて、日曜日のサザエさんのように「もうクリスマス!? 年末かぁ、1年早いね~」と感じてしまう始末。

一応、部屋にはクリスマスツリーを出したり、当日はチキンを食べたりと、季節感を味わうようにはするんですけどね。デートでもパーティーでもなくゆっくりと過ごすのもいいかなと感じるのは、体力の衰えでしょうか…。

もともと、クリスマスはサザエさん家のように家族団らんで過ごすものだと思うので、この年になってようやく本来のスタイルに落ち着いてきたのかもしれません。

今年こそはパーティーではなく大人なサンタさん!?

こうやって書いてみると、20代から30代までホント遊んできました。これは家庭を持って子育てしている人たちは違うというか、そんな方々のほうが“クリスマスらしいクリスマス”を過ごしているだろうなと思います。

だって、アタシなんてコスプレは別として、もう何十年とサンタさんを経験してないですから。年齢だけはいっているけど、パーティーだらけで大人なサンタになれずにおります。

大人になればクリスマスは「もらうのではなく与えるサンタさん」になるものですよね、きっと。街のいろんなイベントやイルミネーションを楽しみながらも、今年からは愛犬ジジがいるのでそのサンタさんにでもなろうかしら!?

■PROFILE

T子
新宿2丁目のドラァグクィーンやお店のママから、各界のスペシャリストや芸能人までさまざまな人脈を持ち、シティリビングにてインタビューコラム「おネエno部屋」を3年間にわたり連載。恋愛、美容、仕事、人生など、さまざまなOLの悩みに答えてきた。昼の姿はプランナーとして、PR会社に勤務する普通のOL(おっさんレディ)。最近の趣味はグルメとインテリア、そして愛犬のジジと遊ぶこと。

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