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うさぎだけじゃない! 進化する「りんごの飾り切り」

  • 2017.11.18

進化するりんごの飾り切りが美しい!

りんごの飾り切りと言えば真っ先に思い浮かぶ「うさぎ」。お弁当に入っていると嬉しくなるりんごのうさぎは、紅白のコントラストが鮮やかでお弁当が一気に華やかになります。

りんごは消化を促進し胃酸のバランスを整えてくれる成分が含まれており、デザートの定番なのも納得です。うさぎ以外の飾り切りもマスターしてお弁当やパーティに彩りを加えましょう。

見た目のインパクト抜群の「市松模様」

りんごの赤い皮と実の白い部分が交互に見えるよう、モザイク状にカットしたのが「市松模様」です。細かな作業に見えますが、慣れると意外に簡単な市松模様。インパクトも十分です。

まずりんごをくし形に切り、両端をカットします。皮の部分に格子状に切り込みを入れ、交互になるように皮をはがしましょう。刃先が大きい場合は、包丁の持ち手側の角を使ってはがすこともできます。

ポイントは、ひとつひとつの格子の大きさが均一になるよう注意をすることと、こまめに塩水にくぐらせて変色を防ぐことです。

他の果物でもできる「木の葉」

「木の葉」の飾り切りはりんごだけでなく、いちごやレモンなどにも応用が利くので覚えておきたい切り方です。切り離した間にクリームを挟んだりもできます。

くし形に切ったりんごは、まず種の部分をV字型ではなくまっすぐ切り落としましょう。安定して作業がしやすくなるのと、切りすぎてしまうことを防ぎます。

皮を両端から2mm程度の場所を中心に向かって切り込んで切り離します。これを5回ほど繰り返し、ずらすと木の葉の完成です。

いろんな模様が作り出せる「型抜き」

皮の部分に型抜きで切れ目を入れ、くり抜いた部分の皮を剥く「型抜き」。星やハートの他、花や動物などいろんな柄にできるので、見た目にも楽しい飾り切りです。

使う型抜きは、ステンレスの野菜用型抜きをおすすめします。くり抜く側が薄く力を入れやすいのが特徴で、仕上がりがきれいになるからです。まっすぐ刺さず、ポイントになる部分を差し込んでから、ぐるりと力をこめるように全体に差し込むときれいな切口になります。

そして白くしたい部分の皮を剥いていきます。よく切れる小さめの包丁の刃先を使い、少しずつ剥きましょう。

ご紹介した3種類の飾り切りは細かな作業もあるので、小さめで刃先の細いペティナイフを使いましょう。飾り切り用のカービングナイフも売っているので、より細かい作業をする場合には購入を検討してみてもいいでしょう。どちらにしても、よく切れるものを用意することが大切です。

慣れないうちは時間がかかるかもしれません。りんごの変色防止に作業中はこまめに塩水にくぐらせましょう。味が気になる方はレモン汁や100%オレンジジュースでも変色防止の効果があるので試してみてください。

監修/Niki・B・Shun

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