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「会えないとき」を楽しめる人は、恋が長続きする

  • 2017.11.17
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大好きな彼と会えないときほどつらい時間はありません。
でも、「会えないとき」のない恋なんてありません。この「会えないとき」と上手に付き合うことなしに恋の成功はないんですね。


そこで今回は、「大好きな人と会えないときを楽しむ」ということについて、少し真面目に考えてみたいと思います。

「want」は欠乏

みんなも知ってる英単語の「want」。
「I want you.」のあれですが、その語源は「欠乏」とか、「欠けていること」なんだって知っていましたか? 今でも、ちょっとした格式ある英語の文章では「〜が欠けていること」っていう意味の名詞として使われることがたまにあります。


何かが欠けている。だから、その欠けているこものを補うために、欲する。こう転じて、もともと「欠乏」を意味していた「want」が、「欲しい」という意味になったといううんちくです。


これは雑学王選手権の決勝戦ではありませんので恋に絡めますが、好きな人に「会いたい」と思うのも、「欠けている」つまり、「会っていない」という状態の裏返しということです。


好きな人が欠けているから、欲しくなる。好きな人と会っていないから、会いたくなる。

「会いたい」は重い?

「好き」という気持ちがあるならば、会えないとき、その人と会いたくなるのは当然です。「want」に欠乏・欲望というウラオモテの意味があるのと同様に、「会いたいこと」と「会えないこと」は常に表裏一体の関係にあるのです。


である以上、「会いたい」気持ちを持つことは恋人であれば当たり前ですし、逆に、その気持ちがないとなれば、それこそ一大事で、その場合には、もっと大事な「好き」の気持ちが根こそぎ「want」(欠けている)に違いありません。
大好きな人に会いたくて会いたくて仕方がないことは、少しも恥じることはありません。


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一方で、「会いたいこと」と「『会いたい』と伝えること」とは、少し違います。
好きならば、「会いたい」と思うのは当然である以上、これをわざわざ何度も口にしてしまうのは、野暮ったい言動で、度を越せば、「わかってるよ、うるさいな!」と煙たがられてしまっても仕方がありません。


会いたいという気持ち自体を否定することは誰もしませんが、まるで自分だけが寂しいみたいに何度も相手に伝えることは、考えものかもしれませんね。

「会えないとき」を楽しむには

「会いたい」気持ちを消すこともできない。一方で、会えない間、会いたい気持ちを表明し続けるのも困らせる。
であれば、「会えないとき」を、会いたい気持ちを無理には押し殺さず、良くも悪くも、ナチュラルに過ごすしかありません。


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そう考えてみると、大好きな人と会えないときにしかできないことはたくさんあります。


ひとつは、大好きな人と次会うときのための自分磨き。かわいい服を買ったり、料理の練習をしたりなど、次会ったときに「かわいいじゃん!」とか「すごいね!」とか褒めてもらえるような過ごし方です。


悪く言えば、会っているときというのは、会っている以上には何もできません。彼氏に会いつつ、自分磨きとかできないんです。できるのは会ってないときだけ。
またひとつは、会えないときをきちんと乗り切る訓練。付き合っていれば、比較的長い間彼氏に会えないことなんていくらでもあります。そして、そんなときに毎回自分をコントロールできなくなっていては、どんなに寛容な彼氏も愛想を尽かしてしまうでしょう。


会わないときに、「会いたい」気持ちを抱きしめつつ、大好きな人のために自分をレベルアップさせるというのは、とても素敵な過ごし方だと思います。
「会えないとき」だからこその楽しみ方を見つけることが、恋愛上手になるためのちょっとした秘訣かもしれませんね。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)

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