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いつも適当につけてない? 接近戦でも耐えられる上品リップメイクテク

  • 2017.11.16
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リップは品のありなしが滲み出る、油断できない最重要パーツ。「MAQUIA」12月号では、長井かおりさんがリップにまつわるお悩みにテクニックで回答!

教えてくれたのは…

ヘア&メイクアップアーティスト
長井かおりさん
雑誌、広告、テレビなどで活躍中。著書である『美しくなる判断がどんな時もできる』(ダイヤモンド社)も好評発売中。

リップメイク編
「今一番楽しいリップメイクですが、実は品のありなしが滲み出るパーツ。適当につけるとバレますよ」(長井さん)

「まず、リップブラシの毛が完全に覆われるくらいの量の口紅をすくい、唇全体にのせます。次に、ブラシを縦ジワに沿って動かして、口紅を刷り込むようになじませましょう。多めに塗る分輪郭に溜まらないよう指でなぞるのも忘れずに。これでぷっくり美リップに」。

リップブラシで口紅をすくうように、ググッと押し当てて。写真の量くらいたっぷりが◎。

ブラシは左右に動かすのではなく、シワに沿って内側→外側にのばすとシワが目立たなく。

仕上げにリップラインのすぐ外側あたりを指でなぞって溜まりをオフし、自然にぼかして。

POINT
見えない部分も手をかけること

「どこをどう塗ったのかがはっきりわかるマットタイプのリップ。特に、ツヤ系リップでは光感でごまかせた輪郭がくっきり出るので、雑塗り厳禁。見落としがちな口角まで丁寧に塗りはみ出した部分はしっかりオフ。仕上げにリップライナーを使って輪郭を整えて」。

唇全体に塗ったら、口を開けて口角までリップラインに沿ってきちんと塗る。

綿棒を使って唇の輪郭をなぞってぼかしつつ、はみ出た部分をキレイにオフ。

同系色のリップライナーで輪郭を微調整。色ムラの目くらましにもなる。

【次のページをチェック】まだまだある! リップテクニック 》》

「すぐに乾くということは、片手間でさっとリップクリームを塗るくらいでは、潤いが足りていないということです。せっかくリップクリームを塗るなら、唇が少し凹むくらいに力を入れて、グリグリと何往復かさせて。唇の縦ジワにもしっかり入れ込むように」。

POINT
欲張らずに少しずつON
「濃い色リップは薄くつけ、足りなかったら足していくのがベター。まず唇に5カ所、点置きしたら全体に指でのばし、なじんだら鏡で顔全体を見て色の濃さを調節。直塗りすると、最初からMAXの濃さになるので注意」。

上唇に2カ所、下唇に3カ所の合計5カ所に、リップをぽんぽんとのせる。

2唇全体になじむよう、指でトントンと。足りない場合は12を繰り返す。

POINT
繊細な光で自然にふっくら

「ボリュームが足りないところに光を集めると、その部分がふわっと膨張して厚みが感じられるように。そこで、唇の山をなぞるようなイメージで、アイシャドウチップでパール入りアイシャドウをのせましょう。ツヤっとしたきらめきで、色っぽさも叶いますよ」。


MAQUIA12月号

撮影/岩谷優一〈vale.〉 ヘア&メイク/長井かおり スタイリスト/福永いずみ モデル/玉井らん 取材・文/浦安真利子 企画/吉田百合(MAQUIA)


【MAQUIA12月号☆好評発売中】


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