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ママでも判断できる!子どもの体調不良を見極める8つのポイント

  • 2017.11.15

こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。

親は、子どもの病気を重症化させないために、体調不良の状態を見てあげることが必要です。

年齢の低いお子さんは、言葉で症状を説明するのはとても難しいです。

また、話せるようになったとしても、子ども自信がうまく説明ができないため、泣いたりだまってしまったりすることもあるでしょう。

●子どもは「具合悪い」を具体的に言えない

子どもは体調の悪い場所は言えても、「どのように」や「どんな具合に」というところをうまく伝えられません。

年齢が低いうちは、言葉のボキャブラリーが少ないことが大きく関係しています。

年齢が高くなると、「親に心配をかけたくない」という気持ちが働いて、言わないようになってくることもあります。

そのため子どもが「大丈夫」と言ってもどの程度なのか見極めることが『重症化させない』・『早期発見』のポイントになってきます 。

●『見る・聞く・触る』で見極める8つのポイント

見極めるためには、『見る・聞く・触る』が一番確かな情報となります。

その中で、必ず確認したいのは8ヶ所です。

1.顔:顔色や表情、顔つき(目がトロンとしているなどいつもと違いがないか)

2.熱:体温計を使って測りましょう。

3.皮膚:湿疹やただれなどが出ていないか。(皮膚の柔らかいところから重点的に見ましょう)

4.呼吸:咳の状態や呼吸音(痰がからむような音やヒューヒューするなど)

5.口の中:喉が腫れていたり、口内炎があったり、舌が赤くなっていたりなど

6.リンパの腫れ:首筋・脇の下・脚の付け根にコリコリしていないか

7.食欲:食べ方や量はいつもと違っていないか

8.姿勢:まっすぐ立てるか、立った時にどこかおかしいところはないか

子どもが「具合が悪い」と言ってきたときなどに、この8つのポイントをチェックしてみることで、複数の症状が出ていればすぐに受診させることができます。

熱を測るだけでは見過ごしてしまいがちなことも見つけられるでしょう。

子どもにとって、親に気にして見てもらえること、触れてもらえることは、癒やしにも なります。

●自己判断しないで、状態は医師に伝える

注意したいのは、チェックをしたあと、おおよその病気を自己判断してしまうことです。

母親はホームドクターだと言われることも多いですが、医学を学んだ医師でない限り、自己判断は危険です。

受診をしたら、発見したことは、問診や受診の際にしっかり伝えましょう。普段とどんなことが違うのかを伝えることで、医師も診断するのに役立つはずです。

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「熱があって咳をしているから風邪だな」などの判断をしてしまいがちですよね。

こういった自己判断をすることが多いでしょう。市販の薬で済ませて大丈夫と思われる方もいるかと思います。

ただ、年齢が低かったりケアを間違ったりすることで、重症化してしまうことや長引かせてしまう可能性が高くなることを知っていただきたいのです。

親にとって、子どもが病気にかかることは大変ですよね。早い段階で受診や適切なケアができれば、親も子もつらい思いをせずにいられます。

また、子どもは親の愛情を感じられると、良いことずくめですので、やってみてほしいと思います。

【参考書籍】
子どもの病気がよくわかる本
著: 大澤真木子

●ライター/桜井涼
●モデル/赤松侑里

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