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野生のリスに会えるかも。モダンな洋館で過ごすカフェタイム

  • 2017.11.13

美しく歴史的な建築物を喫茶店として現代に

「ろいず珈琲館 旧小熊邸」は、元々は北海道大学農学部の小熊捍(まもる)博士の家。日本を代表する建築家として名高い田上義也が設計し、昭和2年に建築されました。建築物として高い評価を受けた建物を存続させたいという市民の強い要望の結果、1998年に現在の土地に移築復元されました。

外観の特徴は、青緑色の屋根と赤レンガの煙突。中も、ガラス絵や幾何学的な照明器具、ひし形小窓など当時モダンだった要素をそのまま残した明るく柔らかな空間となっています。

コーヒーと一緒にいただきたい和テイストのケーキ

お店のおすすめ「抹茶のモンブラン」です。ほろ苦い抹茶クリームの下には、フワフワ食感の生クリームがたっぷり。甘く煮詰めたマロングラッセと一緒に食べると、抹茶の苦味と混ざり合って程よい甘さになります。

まろやかな酸味のあるコーヒーとの相性もバッチリ。ノスタルジックな雰囲気の店内に、和テイストのモンブランがよく似合います。

飲みやすく味わい深い本格コーヒー

喫茶店には外せないコーヒー。お店のおすすめは「マイルドブレンド」です。しっかりした酸味とほのかな苦味が味わえる、香り高い一杯。コクと深みがあり、コーヒー好きにはたまらない味わいです。

静かで落ち着いた店内で飲むコーヒーは、普段飲んでいるものとはひと味違う、格別なおいしさを感じることでしょう。窓から見える伏見の景色もまた、コーヒーのおいしさを引き立ててくれます。

ほぐしたチキンと一口サイズの心遣いが嬉しいサンド

「てりやきチキン&サラダ」は、優しい味付けのてりやきソースを使った人気のサンドイッチです。チキンはゴロっとしたかたまりではなく、ほぐしたものをソースに絡めています。

トーストしたパンに挟んであり、食感と香ばしさをアップ。一口サイズにカットして提供してくれるので、子どもでも食べやすい配慮がうれしいですね。

季節によって変わる景色を見に何度でも訪れたい

30代以上の大人の客層がメインで、友人同士や家族連れでの来店が目立ちます。また、歴史的な建築物ということで、建築好きの間では人気のスポットです。

春夏秋冬で違った景色を楽しめることも「ろいず珈琲館 旧小熊邸」の魅力。5~10月頃までは16席ある店外のテラス席も利用できます。自然あふれるのどかな風景を楽しみながら、ゆっくりとコーヒーやケーキをいただきましょう。

「ろいず珈琲館 旧小熊邸」までは、市電ロープウェイ入口駅から徒歩10分。伏見東緑地のすぐ近くにあります。タイミングが良ければ、野生のリスと遭遇できるかもしれません。札幌にお出かけの際は、立ち寄ってみてはいかがですか?

スポット情報

  • スポット名:ろいず珈琲館 旧小熊亭
  • 住所:札幌市中央区伏見5-3-1
  • 電話番号:011-551-3939
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