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「また妻子ある人を好きになっちゃった」独身男性に魅力を感じないワケとは?

  • 2017.11.12
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「周りにいる独身男性が頼りないから、いつも好きになってはいけない人ばかり好きになってしまう……」

「不倫をしたくてしてるわけじゃない。ただ好きになった人がたまたま結婚していただけ……」

な~んて、“付き合うのは既婚者ばかり”“このところ連チャンで妻帯者と付き合ってる”アラサー女性は多いもの。

 

それは、独身男性じゃ満足できない、未婚の男には魅力を感じないからなのだ。

 

今回のコラムは「独身男性との恋より既婚男性との恋を選んでしまうその理由」を掘り下げてみた。

話しやすい、話してて安心できるから

「独身男性と仕事の話しをすると否定されたり口論になったりすることが多い。だから自分の夢や目標なんかを素直に打ち明けられるのはやはり聞き上手な既婚男性。独身男性に『起業したい』なんていうと生意気だと思われるみたい。独身男性ってホント器が小さいんですよね」(34歳女性/マーケティング)

――独身者よりも既婚男性の方が「話しててラク!」「相談しやすい!」という女性は多いのではないだろうか。

しかし、いつの間にかそういう関係になってしまうのは最初にその安心感があるからこそである。

「この人は結婚しているから簡単に手を出してこないだろう」という警戒心のなさからついつい何でも話してしまう。

また既婚者とのほうが“話が合う”と感じるのは、それは彼らが女性の機嫌を取るのがうまいからである!

奥さんに飼いならされた彼らは「女とはこういうもの」ということをよく知っている。

だから、女性に対して常に堂々していられる。

女がネガティブになろうが、テンションアゲアゲになろうが、怒ろうが笑おうが泣こうが喚こうが、なんでもござれ!ヨシヨシと聞いてくれる。

貫禄と余裕がある既婚男性はちょっとやそっとのことでガタガタ言わないし、女性に頭から反論などしない。

日々奥さんと生活を共にしている男性からしたら、たまに会う数時間、女性に優しくすることなどたやすいことなのだ。

私を認めてくれるから

「『いつも頑張ってくれてるよね』『ボクはキミの努力を知ってるよ』『でも、ひとりでそんなに無理するな。もっとボクを頼っていいんだよ』なんてことを言われるうちに『この人は私のことを理解してくれてるんだ』『私自身を認めてくれてるんだ』って、たかが外れてしまいました……男社会の中でこれまでツッパって強がってはきたけどやっぱり女なんだよね……。独身男性にはこんな包容力はない」(38歳女性/商社)

――自分が「本当に認めてほしい部分」は誰でも持っている。

例えばキャリアを積んだ女性なら「女として認められる」ことや「容姿を褒められる」よりも仕事の実績や努力してきた自分そのものを認めて欲しいと願うはずだ。

自分の認めて欲しいポイントを突かれればホロリと心をもってかれてしまう。

「この人は誰よりも私のことをわかってくれてる」と勘違いもするし「私のことをちゃんと見てくれてたこの人は他の男とは違う……」と思い込んでしまう。

そして、彼になら自分の脆さや弱さを見せてもいいんじゃないか、と身も心もすべて委ねてしまうのだ。

誘い方が上手だから

・「結婚している大学時代のサークルの先輩に、職場の人間関係の愚痴を聞いてもらったときのこと……。『何やっても空回りするときは誰でもある。そういうときは肩の力抜いて、何も考えずにうまいもの食べてのんびりするに限る。俺が金出すから温泉にでも行こうよ』……って誘われて、温泉?美味しいもの?癒やし?なんて女が好きなキーワード出されちゃもう断れない」(36歳女性/不動産)

・「既婚者の彼に『ホテルじゃなくてキミの家に行きたい。いい?』ってお願いされた。“ホテル代浮かすためか?ケチ臭い男だな!”と思いきや、な、なんと『また来てもいいかな?キミの部屋の家賃、オレが半分出すよ』という申し出が……。もちろん甘えちゃってま~す」(33歳女性/アパレル)

――既婚男性はスマートに女性をリードしてくれる。

独身者が女性を誘う場合はどこかに緊張感やぎこちなさが滲み出るもの。

もしくは焦りから気持ちが先走ってしまい見ているこちらが滑稽に感じてしまうことさえある。

妻帯者は何といっても“もっていき方”がうまい。女性の好みや望みを知った上で餌をまく。女が欲しがっているものをちゃんと提案してくれるのだ。

「金はオレが出す」「金のことは心配するな」など事前に伝えてくれるのも女としてはたまらない加点ポイント。

銭を持っている既婚男性は相当ヤバイ!!(笑)

男性は奥さんがいることで“より良く見える”もの!

既婚者の男性を魅力的に感じるのはなんといっても女の扱いを知っているからこそ。

しかし、彼が“もし独身だったら”そこまで女の扱いには長けていない。

それは結婚し、女性と共に生活することで得た知恵だからだ。

互いにいいとこしか見せない関係ではなかったからこそ得られた知恵なのだ。

女性に優しくできるのも、機嫌とるのがうまいもの、女心を察することができるのも、女性を喜ばせる術を知っているのも……学習したからほかならない。

 

妻は結婚生活という場において“女の本性”をたっぷり見せ、夫を鍛えてきたともいえる。

逆に独身者が既婚者よりつまらなく思えてしまうのは訓練される機会がなかったからにすぎない。

だから、結婚してる男性と結婚していない男性を比べて甲乙つけるのはアンフェア。

ただの経験値であって既婚男性のほうが優れているというわけではないのだ。

しかも、守るべき家庭があるのに不倫関係になる男性が「本当に素晴らしい人」であるわけがない。

 

なぜ既婚男性が魅力的に見えるのか。

それは妻の完成品だから……。

 

男は“結婚しているからこそ魅力的に映る”もの。

既婚男性が素敵に見えてしまうのはただの錯覚、あなたの目があざむかれているからなのだ。

(体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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