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アラサー女子の「青春」が詰まった懐かしの少女漫画3選【りぼん編】

  • 2015.1.11

「男性に比べ、女性は恋愛に夢見がちだ」な~んてよく言われますが、その根源はやはり少女漫画の中にあるのかも!? “憧れの彼氏像”をコミックの中にこそ見い出した経験、誰しも一度くらいはあるのではないでしょうか。

そこで今日は、恋愛ライターとして活動する筆者おすすめ! アラサー女子会の会話ネタに外せない懐かしの少女漫画【りぼん編】を選んで参りましょう。

■『姫ちゃんのリボン』/水沢めぐみ

そもそも古くから女性には「変身願望がある」と言われていますよね! 『魔法使いサリー』や『秘密のアッコちゃん』然り、特に私たちアラサー世代にとっては、この作品=『姫ちゃんのリボン』の印象が強いのではないでしょうか。

主人公となるのは、学校一のおてんば女子中学生・野々原姫子。ある日、姫子と顔がそっくりの魔法の国の王女・エリカが現れ、一年間の生活を観察する代わりにと、他人に変身できる真っ赤なリボンを貸してくれたのです。早速色んな人に変身してみる姫子でしたが、様々なトラブルに巻き込まれ…。

つい後先考えずに行動してしまう癖のある姫子には、意見の食い違いにぶつかり合いながらも、優しく見守ってくれる同級生・大地の存在がありました。どんな時も、彼女の一歩先を見つめてピンチを救ってくれる逞しい大地に、密かに淡い恋心を抱いていた読者も多いのでは?

■『ママレード・ボーイ』/吉住渉

また恋心を抱いていたと言えば、この作品も忘れてはいけません。遊、銀太、蛍――あなたはどの彼がタイプでしたか?

主人公・小石川光希は、ある日突然両親から「離婚」を告げられてビックリ。その上、ハワイ旅行先で出会った松浦夫婦と気が合ったからとの理由で、お互いパートナーを交換して「再婚」するというから驚きを隠せません。最初は反対していた光希でしたが、松浦夫妻の息子・遊を含めた六人での非常識(?)生活にも慣れ始め、次第に遊に惹かれていきます。

「もし、自分がこんなイケメンと同居生活を余儀なくされたら…」と、アリエナイ設定にも関わらず、妄想した女子は数知れず。どんな時も冷静沈着、だけど決めるところは決めてくるモテ男・遊にメロメロになったのは光希だけじゃないはずです!

その他にも、銀太、蛍などタイプの違う男子に言い寄られる光希。「私なら彼を選ぶのに!」と女子同士の会話ネタで盛り上がった記憶、あなたにもきっとあることでしょう。

■『天使なんかじゃない』/矢沢あい

そして最後がこちら。永遠の「心の恋人」と言えばもう、晃しかいない!? 創立されたばかりの私立・聖学園、その生徒会メンバーとなった主人公・冴島翠、須藤晃、麻宮裕子、瀧川秀一、河野文太ら五人の青春真っ盛りな学園生活を描いた本作。夢と希望に溢れた彼女たちの三年間は、今読み返しても涙すること必須の物語となっていますよ~。

中でも、翠と晃の恋は一筋縄では行かず…とにかく切ない! どんなに明るく振る舞っていても、心の中に不安や嫉妬が渦巻いてしまうもどかしさが「これでもか!!」というくらい詰まっていますので、心してお読みくださいませ。昔とはまた一味違った感覚で物語を体感できるかもしれません。

以上、あなたはどのヒロインに憧れていましたか? あの頃のワクワクしていた気持ちを思い出して、2015年も“漫画のような”素敵な恋を見つけてくださいね!

(ゆきち)

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