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同じ失敗を繰り返す理由と克服法/オトナ女子のための『実践的☆出会い道』第六十三回目

  • 2017.11.11
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幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。

出会いを求めて行動していると、過去に好きになった人と同じタイプの男性に出会ったり、付き合ってみたら「あれ、この部分って前の彼と似てる?」なんて思うことってよくありますよね。

そしてその「似たような」理由から、失恋したり、破局を迎えたり…。私たちは、どうして同じ失敗を繰り返すのでしょうか。

好みの人と「合うハズ」は幻想

その理由は、「好み」と「合う・合わない」が合致しないから…というのが大きいのではないでしょうか。人には、異性に対する「好み」がありますが、それと同時に「相性や性格が合う・合わない」という問題もありましょう。

もちろん、好みの人と性格や相性もぴったりというのは理想ですが、最初から両方が合う人に出会うのはまれ。そして、私たちはそれを知らずに、「同じハズ」つまり、「好きな人とは相性も合うはず」「分かり合えるはず」という幻想を抱いてしまいがちなので、失敗に陥りやすくなるのです。

「好み」と「合う」は別問題

もちろん、最終的には「好きな人とは相性も合う」し、「分かり合える」となりたいところですが、「最初から同じはず」と思っていると、ミスを生む原因になりやすいのですね。

一方、付き合うにあたって、「合う人の中から、好きになれる人を選ぶ」という順番を選べると、こういうミスは減るでしょう。

「今まで好きになった人は、最初は友達だった」という人は、まずは友達付き合いのできるサークル活動を行ったり、習い事やボランティアをしたり…と「生活を充実させる」場所づくりから始めるのが、遠く見えて近道かもしれません。

とはいえ、大人になると、学生時代のように「相手の人柄を知っていくうちに恋愛感情が芽生える」機会を持つのは、難しいと言えば難しいでしょう。しかも、「好きな人でないと、交流すらしたくない」という女性もいるでしょうし。では、先に「好きになれるか」を考えてしまうタイプに当てはまる場合は、どうすればいいのでしょうか。

「好み」から入りたいなら

実は大人の出会いでは、好きな人であれ、「気が合いそうだ」と思っている人であれ、「相手は自分とは違うんだ」ということを胸に深く刻んでおくのがもっとも大事です。

相手の行いが「自分の思っていたもの」と違うから、「これってどういうこと?」「好かれてない?」とすぐに女性は落ち込んでしまうのですが、そもそも相手は自分とは違う人。思っていたのと違う対応をされて「当たり前だ」と思うべきなのです。

特に恋愛を進める上では、「男性は女性ほど恋愛に重きを置いていない」と言われるように、薄い反応でも仕方ないのです。相手の反応に一喜一憂し、気持ちの裏を読むのを止めて、「これが(相手の)普通なんだ」と思う習慣をつけるといいでしょう。

自分の「普通」を相手に伝える

たとえば、相手が押し押しでないからといって、「好きな女性には積極的になるのが普通だから、これって脈がないんだ」と思うのは、早計。

また、付き合ってゆく中で、「今度も連絡がまめでない人だった」「お金にだらしない人だった」などと前の彼とのときと同じミスを繰り返してしまう理由も同じです。女性が最初に自分の意思を伝えてないからわかった「すれ違い」なのです。

つまり、あなたの普通が彼の普通でないというだけのことで、「また失敗した」というのは、あなたが「自分自身の常識」を彼に伝えてないからだったりするのです。

失敗から学ぶのが大事

なので、いつも同じ失敗を繰り返している自覚があるなら、「その失敗は何なのか」をちゃんとリストアップしておくのがオススメです。

「前の彼は連絡がまめでなかったから辛くて別れた」というのなら、「自分はどれくらいのマメさが欲しいのか」「ラインや電話はどうしてほしいのか」を具体的に考えてみましょう。

そして、新しく好きになれる男性に出会ったら、出会いがしらに自分の希望を相手にちゃんと伝えましょう。たとえば、「私は、ラインは毎日もらうと嬉しいんだよ」とか、「週に一度は会いたいな」など。

こうして希望を伝えることで、男性は「彼女は、そうしてほしいんだな」とわかって、行動に移せます。伝えてないから、彼は彼にとっての「普通」を行って、それがあなたにとっては「普通でない」と思えて不満がたまってゆくのです。

ということで、恋愛で同じ失敗を繰り返している自覚のある人は、自分の「失敗の内容」を知り、その失敗を繰り返さないためにはどういう行動がとれるのかを考えておくと、きっと次回は繰り返さないですみますよ。

まとめ

→●最初から「合う人は少ない」と肝に銘じよう

●合うために「こうしてほしい」と思う内容をリストアップしておこう

Written by にらさわ あきこ

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