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あなたは目利きできている?正しい食材の目利き術

  • 2017.11.8
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朝、お布団の中でぬくぬくしているのが気持ちいい季節になりましたね。

こんにちは!ママライターのパピルスです。

天気が悪く、ひんやりと肌寒い日も増えて、食卓に鍋物が登場するご家庭も増えたことと思います。

毎日の献立をより一層美味しく作るためには、食材の鮮度が重要 です。

夏場に比べ、腐敗しにくい季節とはいえ、しっかり鮮度を見極めて購入したいものですね。

周囲のママにお買い物の際に食材の鮮度をどうやって見極めているか聞いてみたところ次のようなご意見をいただきました。

「葉物野菜などはピンとしていて、葉の色が変わっていないものを選んでいます。魚や肉類は消費期限に頼って買っていることが多いです。」(40代女性)

「品物の回転が良いと評判のお店で買うようにしています。実際に自分で見極められるかと言うと…自信はないです。(苦笑)」(30代女性)

「肉類は色が茶色く変色しかけているような物は避けています。消費期限を見て買っていることが多いです。」(40代女性)

なかなか、自信を持って鮮度を見極められる!という方は少ない 印象でした。

そこで、今回は食材別に鮮度の良し悪しを見極めるコツをご紹介したいと思います。

●肉類の鮮度を見極めるコツ!

・豚肉

ピンク色をしていて、全体にみずみずしさがあるものが良いです。

脂身の白い部分はツヤがあるものが新鮮です。また、赤い部分と白い脂身の境がしっかりしていることもチェックポイントです。

・牛肉
色をよく見てください。

全体に鮮やかな赤い色をしていていること。白い脂身部分にツヤがあるかどうかで見極めます。

・鶏肉
新鮮な物は皮の部分に特徴があります。皮の毛穴が盛り上がっているかどうかを見てください。

肉にハリと弾力があり、色が鮮やかなものを選びましょう。

鮮度が落ちてくるとハリが失われて水っぽい感じになってきます。

●魚介類の鮮度を見極めるコツ!

・頭と尾がついている状態の魚
目が澄んでいてきれいなものやエラの部分が鮮やかな赤い色をしていることが鮮度のあかしです。

鮮度が落ちてくると目が濁り、身にハリがなくなってきます。

・パック詰めされている魚
トレーに汁が溜まっているものは、あまり新鮮とは言えません。

魚から水分が出ていない(トレーに溜まっていない)ものを選びましょう。

・切り身の魚
魚の背と腹の間(血合い)の部分の色を見てください。

新鮮なものは色が鮮やかです。黒ずんでいるものは鮮度が良いとは言えません。

・刺身のサク
角がピンとしていて、ハリがあるかどうかで見極めることができます。

・殻付きの貝
生きているかどうかを見てください。

さわると口をすぐに閉じるものや、口をしっかり閉じているものが新鮮です。

・イカ
新鮮な物ほど、身に透明感があります。ハリがあるものを選びましょう。

●野菜の鮮度を見極めるコツ!

・葉物野菜(小松菜、ほうれんそうなど)
緑が鮮やかで濃く、葉の先までピンとしているものが新鮮です。

根本でばらけているものは鮮度が落ちています。

・レタス、白菜、きゃべつなど
切り口があるものは、断面の色が変わっていないか、みずみずしさがあるかがポイントです。

葉の先まで色が変わっていないかも見るとよいです。

・なす、キュウリ、ピーマン、トマトなど
ヘタの切り口がいたんだり、乾燥や変色していないか注意してください。

ハリとツヤ、色の濃さも重要です。ぶよぶよしていたり、軽いものは鮮度が落ちている場合があります。

・カリフラワー、ブロッコリー
色に注意してください。カリフラワーは乳白色がキレイなもの、ブロッコリーは緑が濃いものが新鮮です。

黄ばんできているものは鮮度が落ちています。

・人参、大根など
みずみずしさがあり、葉の根本の切り口がいたんでいないかどうかを見ます。また、ツヤとハリがあるものが新鮮です。

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いかがでしょうか?

パックに入って売られている野菜などは下の方に入っていて見えにくいものがいたんでいたりすることがあるので、筆者はよく注意しています。

自家栽培をした経験からキュウリはトゲがピンとして固いものが新鮮だなと思いました。

魚は鮮度で味が大きく左右されますよね。特に子どもは魚介類の味(鮮度によるもの)に敏感だという気がします。

できるだけ新鮮な物を選べるようにして、魚好きな子どもに育ってほしいと思います!

<参考サイト>
農林水産省 生鮮食品のかしこい選びかた
http://www.maff.go.jp/j/fs/select.html#1

●ライター/パピルス(フリーライター)
●モデル/福永桃子

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