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エジソン縁の地。鎌倉時代から続くパワースポット石清水八幡宮

  • 2017.11.7

朱塗りの美しさが際立つ日本三大八幡宮のひとつ

京都府八幡市にある「石清水八幡宮」は、鎌倉時代から続く神社で、日本三大八幡宮のひとつです。ご本殿は、建造物のすべてが丹漆塗で、朱色に金の装飾や、欄間の色鮮やかな彫刻が美しく、壮麗な雰囲気が漂っています。

古くからの社殿形式と、近代的な装飾を兼ね備えた完成度の高い神社建築で、平成28年には、本殿を始めとする本社10棟が国宝に認定されました。棟札(むなふだ)3枚も一緒に国宝に認定され、国宝が見られる場所として注目されています。

鎌倉時代から男山に鎮座するパワースポット

「石清水八幡宮」は、1150年以上前から京都の男山に鎮座しています。政治の要の場所でもあることから国家鎮護の社として、時代の実力者の信仰を集めてきました。境内には「頼朝公ゆかりの松」や、織田信長が贈った「黄金の雨樋」、徳川家康の「隠し葵」があるなど、長い歴史の移り変わりを感じさせるものが多く残っています。

皇室の崇高も厚く、伊勢神宮と並ぶ二所宗廟(にしょそうびょう)のひとつです。一般的には「やわたのはちまんさん」と呼ばれ、厄除け開運の神様として親しまれています。

発明王エジソンと「石清水八幡宮」のつながり

エジソンが電球の寿命を延ばすために試行錯誤する中、出会ったのが「はちまんさん」がある男山の真竹。八幡の竹を使った白熱電球は、今までにないほど長時間点灯し続けることができました。そのつながりが、エジソン所縁の地となった理由です。

セルローズが発明されるまで八幡の竹は、アメリカの街を明るく照らしました。神社内にはエジソン記念碑があり、エジソンの絵馬も風に揺られています。

厄除け開運の神様で「八幡御神矢」を受ける

歴史的な出来事が起こる度に朝廷からご祈願があり、そのご加護で速やかに平定されたことから、厄除けの神様として多くの人が参拝するようになりました。

厄除け参りの習わしは各々地域や神社によって異なりますが、「石清水八幡宮」では、厄除けの祈祷にあわせ、八幡霊力の象徴とされる「八幡御神矢」を受けるのが習わしです。

エジソンの努力とひらめきをたたえている特別な場所

「石清水八幡宮」には、男山の麓から山麓まで続く広い敷地内に国の重要文化財や歴史的な建造物が点在しています。エジソンが八幡の竹を使って、白熱電球を長く照らすことに成功した由来から、毎年2月11日にエジソン生誕祭と10月18日にエジソン碑前祭を斎行。

エジソン記念碑前で日米の国歌奉奏・国旗掲揚をして、努力とひらめきをたたえています。歴史に触れられる境内を、時間をかけてじっくり散策するのもおすすめです。

「石清水八幡宮」へは、京阪本線「八幡市駅」を下車して男山ケーブルに乗り換え、「男山山上(おとこやまさんじょう)駅」から徒歩5分です。石清水八幡宮山麓駐車場もあり、観光客が多く訪れています。エジソンに所縁があり、鎌倉時代から続く歴史を感じるパワースポット「石清水八幡宮」へ足を延ばしてみませんか?

スポット情報

  • スポット名:石清水八幡宮
  • 住所:京都府八幡市八幡高坊30
  • 電話番号:075-981-3001

※本記事上の情報は公開時点のものになります。最新情報は公式ホームページにてご確認ください。

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