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苦手な青菜もパクパク食べられる! 栄養たっぷり「簡単じゃがいもチヂミ」【今日の時短ごはん Vol.32】

  • 2017.11.6
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こんにちは。料理研究家の越野美樹です。
春菊や小松菜、大根の葉などの青菜がおいしく感じる季節となりました。青菜はビタミンやミネラルが豊富で積極的に子どもに食べさせたい食材。

でも、おひたしや炒め物などにしても、子どもはなかなか食べてくれませんよね。今日は、青菜を加えた「簡単じゃがいもチヂミ」をご紹介します。サックリモッチリの生地に包まれているから、青菜が無理なくおいしく食べられますよ。

チヂミは、韓国料理の一つで、平たくのばして焼いたものの総称。日本のお好み焼きはある程度の厚さがありますが、チヂミは薄く焼くのが特徴です。

チヂミの生地には、小麦粉などの粉類や卵を入れるのが一般的。よく練ってから、ホットケーキ程度の薄い生地を作ります。家庭で焼くと火加減や油の量が難しくて、ベッチャリ仕上がってしまうこともあります。

今回ご紹介する「簡単じゃがいもチヂミ」の生地は、すりおろしたじゃがいもにかたくり粉を加えます。ハッシュドポテトのような香りで、表面はカリカリ、中はモッチモチ。生地を練る手間がなく、ダマにもなりにくいのが特徴です。

生地を薄くして焼くから、あっという間に仕上がります。お好み焼きはサラダ油を使うことが一般的ですが、チヂミはごま油を使うと、風味良く仕上がりますよ。苦みのある青菜も、ごま油で焼くことで甘く仕上がって、食べやすくなります。

■簡単じゃがいもチヂミ

調理時間 10分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹

<材料 2人分>
じゃがいも 2コ
かたくり粉 大さじ2
塩 ひとつまみ
ゆでた青菜 50g
ごま油 大さじ2

<作り方>
1、青菜は小口切りにする。じゃがいもは皮をむいてすりおろす。

2、ボウルに1、かたくり粉、塩を入れてよく混ぜる。

3、フライパンにごま油を入れて中弱火にかけ、フライパンがよく温まったら2を入れる。

4、裏側がカリカリに焼けたらひっくり返し、両面をこんがりと焼く。

サクッと仕上がったチヂミは、幸せの食感! 子どもの苦手な青菜も、モリモリ食べられます。タレをつけずにそのまま食べるなら、塩を小さじ1/2程度に増やしてくださいね。冷めてもおいしいから、お弁当のおかずにもオススメです。

タレも簡単に作れるので、自家製を試してみませんか?

■チヂミのタレ
<材料 作りやすい分量>
しょうゆ 大3
酢 大1
白すりごま 小1
ごま油 小さじ1
にんにく(すりおろし) 1片

全ての材料を混ぜればでき上がり! このタレも、サラダや蒸し野菜にかけるなどして万能に使えます。

■「簡単じゃがいもチヂミ」のアレンジ例

「簡単じゃがいもチヂミ」にキムチを加えると、韓国風の味に早変わり。たっぷりニラを加えても香り良く仕上がります。

切り干し大根を加えると、ほんのりとした甘さと、噛みごたえのある食感が味わえます。エビやタコ、イカ、豚肉などを加えれば、ごちそう感アップ! いろいろなアレンジを、楽しんでみてくださいね。

寒い日には、パリッと仕上がった焼きたてのチヂミをハフハフと食べたい! じゃがいもはどのご家庭にもたいていストックがありますよね。この「簡単じゃがいもチヂミ」はじゃがいもさえあれば混ぜて焼くだけ。

思い立ったらすぐに作れるから、忙しいお母さんにもオススメの時短料理です。急にお客様をおもてなしする時にも、手軽だからすぐに食卓に出せますよ!
(越野 美樹)

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