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わたしの小さな手土産カタログ

  • 2017.11.3

「これ美味しいので、どうぞ。」

「可愛かったので、つい。良かったら。」

 

私は、自分の好きなものを人に押し売りする傾向がある。

今思えば私の祖母と母もそんな性格で、大人になればなるほど二人に似てきた気がする。

 

“ありがとう”と“ごめんね”を伝えたいとき、仕事ではじめましての方とお会いするとき、大好きな人の笑顔が見たいとき。

“美味しい”と“可愛い”を、嫌う人はいない。

 

今回は、お気に入りの小さな手土産をカタログ風にご紹介します。

私の、ちょっとだけ人間関係を上手くいかせる秘密のアイテム。

 

◯物語がはじまる西光亭の小さな宝箱

まんまるほっぺのリスが可愛い、まるで絵本のような西光亭のお菓子。私は、世界で一番可愛いお菓子だと思っている。

たくさんの絵柄や言葉があって、送る相手やシチュエーションに合わせて使えるのも◎

 

中身のくるみクッキーは、ほろほろと優しくて。

一番小さな箱には4つだけ。一日一個、大切に食べたくなる味。

このお菓子は、私がもらって嬉しかったもののひとつ。自分の周りの人にも嬉しいのおすそわけをして、物語を続けよう。

・西光亭 SEIKOTEI

https://www.seikotei.jp/

 

◯FRANCAISの乙女なミルフィユ

出会いはデパ地下。

いつものように手土産を探す私の目に飛び込んできたのは、きらきら乙女なパッケージ。

お店のおねえさんから試食をいただき、即購入決定。

中身は、繊細なミルフィユ。女子ウケ抜群。

一番小さな4つ入りの箱なら500円ほど。

お値段まで可愛いなんて。向かう所敵なし。

 

紙袋もとっても可愛くて。

自分でもストックをしているほど。お渡し用の予備の袋が私のコレクションになっているのは、ここだけの話。

・FRANCAIS

http://www.francais.jp/

 

◯AND THE FRIETのそのままポテトフライ

たくさんの人が差し入れを持って来る場では、塩っけさんのひとり勝ち。甘いものが多い中、ポテトフライの個性がきらり。

お店ではあつあつが食べられますが、手土産にはドライフリットのポテトを。

 

パッケージもアーティスティックなおしゃれ系。

ちゃんとお芋が感じられて、これが美味しんだ。味もプレミアムソルト、黒トリュフソルト、ハーブゴルゴンゾーラの3種類。

大人な味付けで、男性にも喜ばれるかも。

・AND THE FRIET

http://andthefriet.com/about/

 

◯パン屋さんのほっこりパングワンクッキー

三軒茶屋にあるパン屋で買えるパングワンクッキー。パングワンとは、ペンギンのこと。可愛いペンギンのパンが有名なお店なのです。

奥がカフェになっていて、その場で食べることも。

 

動物モチーフにめっぽう弱い私は、ここのパングワンのほっこり顔が大好き。

パン屋さんなので、持ち帰りはビニール袋のみ。プレゼントしたいときは、小さな紙袋を用意しておくと◎

・ぱんやのパングワン

http://www.pingouin.sakura.ne.jp/

 

以上、わたしの小さな手土産カタログでした。

 

どうして手土産をあげたくなるのだろう、、、

今回の記事をきっかけに考えてみた。

 

きっと、

大好きな人と、これから長いお付き合いをしたい方と、一緒に“美味しい”と“可愛い”を共有したいだけ。

 

またどこかでそのお菓子と出会ったとき、私のことを頭の片隅に思い出してもらえたら。

そんなちょっと図々しい、私のコミュニケーションツールのひとつなのです。

 

“小さな”にこだわるのは、相手の鞄に絶対に入ること、あと「わざわざ悪いねぇ、、」と思われないのも大事だと思うのです。

と、私なりの手土産論。

 

私は今日も、大好きなあの人の笑顔をにやにやと想像しながら、鞄に小さな手土産をしのばせる。

もしも私から手土産を渡されることがあれば、それは求愛の印なのです。

 

吹越ともみ

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