映画のヒロインに見る恋愛攻略法

最近の恋愛映画は、ひと昔前とは、違ってきました。
ひと昔前は、美男美女が出てきて、彼女の思いが伝わって、そしてハッピーエンド。
今、こんな映画を作ってもヒットはしません。
観客が、どことなく違和感がある展開にしらけてしまうのです。

このシチュエーションを変えた映画といえば、「ブリジットジョーンズの日記」からだったように思います。
主役がレネー・ゼルウィガーときいて、また、美女が演じるのかと思いました。
あの「シカゴ」の主演を演じる女優が、ダサいＯＬ役なんて無理でしょと思いました。
しかし、映画をみて、予想は大きく裏切られました。
レネーは５ｋｇ以上太って、この役に挑んだのです。もっさりした彼女をみて、これがレネー？と思ったのとともに、引き込まれていったのでした。
だれもが、「これは、私だ」と思ったはず。どこにでもいる女性。レネーは見事に演じ切りました。そしてその映画から、学ぶことは多かったのです。

第一印象の悪い二人

最初、ブリジットは、マークと言う男性と出会います。これが最悪の初対面です。
マークの趣味の悪いセーター、ちょっと笑えます。トナカイのセーターを着ているのですが、お父さんを通り越して、おじいちゃんのでしょ？いや、おじいちゃんも着ないくらいダサいのです。このシチュエーションが、等身大で共感を得るのです。そういう経験したことありあせんか？

スーツ姿は決まっているのに、私服をみたら、ダサい感じの人。いますよね？

ライバルの出現

この後、上司のダニエルと言う男性が現れます。意気投合して、付き合いますが、このダニエルが本当に、女性にだらしないダメ男なのです。そんな時、マークとの再会があり、あろうことか、マークとダニエルが鉢合わせして、大喧嘩をしてしまうのです。
「ちょっと、やめて、私のせいで、喧嘩しないで～」女子大好きなシチュエーションです。
だけど、登場人物は、趣味の悪いセーター着ている人と、女たらしのダメ男と、小太り女性です。また、笑わせてもらえます。

本当の愛を見つける

結局、誰が自分にとって、本当に大切な人か、ブリジットはわかります。ざっと見てきた感じ、女たらしはやめたほうがいいですよね。まぁ、そうなるのですけど、詳しくはネタバレになりますので、本編をご覧ください。

【この映画から学ぶこととは？】

第一印象は、意外にあてにならない

ダサいセーター着ていても、ヘアスタイルがあなたのタイプではなかったとしても、もう一度会ってみることをお勧めします。洋服とか髪型って、いくらでも改造できますから。それで決めてしまうのはもったいない。

男性は、戦う生き物です。

平和で、安定してくると、男性は刺激を求めだします。あなたは、その時にライバルの存在を匂わせるのです。
「何か、同じ課のＢ君、やたら褒めてくれるのよね。よく目が合うしさ」とか
「上司が食事行こうって、しつこくって」とか、ベタな感じで結構です。他の男性の影をちらつかせてください。気にしてないふりをしていますが、上司の名前とかよく覚えていますから。執念深いところもあります。犯罪に発展しないようにほどほどに刺激してください。

本当に好きかどうか見極めよう

会って話したり、彼の友人に会ってみたり、いろいろ情報収集をしたら、決断しましょう。
仲間を大切にする人、同性の友達が多い人、そういう人って信用できる人の確率が高いです。