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我が子が理解できない時の対処法

  • 2017.11.1
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子供といっても、立派な1人の人間。

好き嫌いもあるし、こうしたいああしたい、これはやだ、など意志もしっかりあって当然です。

自分の子供だからこそ分かることがあるのはもちろんですが、その全てを理解することは不可能。

理解ではなく受け入れる

自分の子供の気持ちや行動を、理解してあげようと頑張っている親はたくさんいます。

その気持ちはとても大切。理解出来れば何の問題もありません。

しかし理解できなかった場合、子供もあなたも両者ともストレスが溜まってしまっていませんか?

最初は理解してあげようと子供と同じ目線で話してあげていても、段々イライラしてきて最終的には怒ってしまった…。

その後、怒ってしまった罪悪感に苛まれる…。

そんな悪循環は避けたいですよね。

そのために1番大切なのは「理解」してあげようと思わないことです。

子育ても人間関係

自分の子供のことですから、理解してあげたい、分かってあげたいと思う気持ちになることは当然。

しかし、自分の子供とはいえ、あなたと子供は別の人間です。

ある意味、子供と接することも人間関係の一部。

子供もあなたもストレスフリーな状態で、幸せに笑顔で暮らすには、いかに人間関係を円滑に進めるか、と同じことなんです。

「私だったらこうするのに…。」

「私が小さいころはこんな風ではなかった…」

「○○ちゃんの子供はこうなのに、うちの子はどうしてこうなの…?」

そんな気持ちになるのは、理解しようとして出来なかった結果です。

ですから、理解ではなくありのままを受け入れてあげましょう。

親友や旦那、親、兄弟など大人同士でも「この人はこうゆう人だ」と、ありのままを受け入れた上で良い関係が築けている訳です。

人間関係が苦手、上手くいかないと悩む人は「この人はこうゆう人だ」と、受け入れられない人に多くみられます。

自分と考え方が違う人がいるのは当たり前。

考え方が違ったとしても、受け入れられる心のスペースがある人が人間的に出来た人と呼ばれる人種です。

なぜなら、自分と違う考えや意見によって人は成長するから。

どちらが正しい正しくないではないのです。

それは子供相手でも同じ。

「あ、こういう時、この子はこういう風に思うんだ」

「この子はこういうタイプなんだな〜」

と、子供のありのままを受け入れられるようになれば、子供の成長と共にあなた自身も人間的に成長できるはず。

子育てをより楽しむには、自分との違いを楽しむくらいの心のスペースを持ちましょう。

子は親の鏡

子供は親の気持ちや精神状態にとても敏感。

あなたに余裕が生まれることで、子供にも余裕が生まれます。

あなたがイライラしていると、人の顔色を伺い、素直に自分の感情や気持ちを表せられない子になってしまう場合も。

時に叱り、ダメなことはダメだと教えることは、もちろん重要です。

ですが、ダメなことを怒ることと、理解できない・思い通りにいかないイライラで怒ることは別物。

その境目を見極めることもとても重要なポイントです。

子供にとって最善な親

親からすれば、自分の子供は何歳になっても子供のまま。

性格が自分に似ていれば理解できる部分が多いでしょうが、旦那に似ている場合は特に理解しづらい場合が多いはず。

だけど理解できなくて、良いんです。

ありのままを愛してあげられる、子供の人間性を受け入れてあげられる親こそ、子供にとって「最高で最善な親」なのです。

 

子育て中は、バタバタと1日1日があっという間に過ぎていってしまいます。

でもどれだけ忙しくても、過ぎた時間は2度と戻って来ることがありません。

子供の成長はとても早いもの。

1日、1分、1秒、どんどん大きくなり、大人に近づいていきます。

「親が全て」そんな、子供が子供でいてくれる貴重な期間、毎日大切に過ごしましょう。

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