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美大院生モデル・ベックが語る「できない」に立ち向かう方法。 #私のTRILL

  • 2017.10.31

いま輝いている人の、自分らしさやTrue & Realな本音に迫る連載企画「#私のTRILL」。TRILLが、総勢16名の著名人にインタビューを決行。ここだけのトークに、自分をもっと好きになるヒントが見つかるかもしれません。

第10回目は、女性ファッション誌「Zipper」のモデルであり、最近では、その愛嬌のあるキャラクターでバラエティ番組でも注目を集めているベックさんが登場。実は彼女、現役の武蔵野美術大学大学院生でもあるんです。

19歳のときに、大学入学のために来日し、大学在学中にモデルデビュー。美術とモデル、表現者としてさまざまな作品を生み出している彼女の自分らしさに迫りました。

― 留学のための対策、勉強などは大変だったのではないですか?

日本語の勉強が全然できてなくて、来る前に。最初から全部やらなくちゃいけなかったから大変でした。お父さんとかもすごく心配してて、「日本に行くのはダメ」みたいなことも言われてて。でも、本当に日本に行きたくて、自分で具体的に、この大学に行きたくて、卒業後はこうしたいっていう計画をちゃんとまとめてプレゼンしたら、説得できました。

― 来日後、不安な気持ちに、どう向き合いました?

一人で日本に来て、一人暮らしも初めてだったし、家族がすごく仲良かったので、日本に来たばかりのときとかは、どうしようってすごく悩んでたんですけど。
自分がやってることはモノをつくることだから、あまり幸せすぎたりしても、あまりいいのがつくれないと思って。今、すごくつらいし不安だし。だけど、そのときだけつくれることがまたあるかもしれないって思って、それで結構、頑張れました。

― モデルをはじめて、作品への影響は?

作品とかは特に、勉強したらするほど、作品をつくったらつくるほど、自分の色っていうのがすごく決まりそうで。そこに止まりたくないなっていうのがすごくあって。
モデルとか撮られる側の仕事をやる以前は、自分が何かモノをつくったり、何かを撮ったりする側だったんですけど、自分が被写体になると、もっといろんなことを考えるようになりました。

― 壁にぶつかったときは、どんなことを意識しているのでしょうか。

留学を引き留めるお父さんのことを説得したのもそうだし、今、作品をつくるときも正直、「もうできない」ってなるときがすごく多いんです。でも、今諦めたら、後々すごく後悔しちゃうかもしれないっていうモヤモヤを思うと、そっちの方が結果的にはつらくて。今、大変だけど、全部ぶつけてみたい!っていうのがすごくあって、いつもそれは考えてます。

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ベック
モデル/タレント 1991年10月30日生まれ。武蔵野美術大学大学院油絵科在学中。女性ファッション誌「Zipper」のモデルとして活動する傍ら、タレントとしても、AbemaTV「原宿アベニュー」レギュラー、NHK大阪「まちけん参上!~あなたの街のおもしろ検定~」準レギュラー出演中。ほか、TBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」、日本テレビ「ヒルナンデス!」など多数出演。また、ドラマに初挑戦した『グッドモーニング・コール our campus days』がFOD・Netflixで配信中。

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