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ポイントは活性酸素を除去! 疲れにくい体でこれからの季節を乗り切る方法

  • 2017.10.28
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これからの季節、仕事に会食、プライベートの予定がビッシリ。一年の中でも忙しく過ごす方が増える季節です。朝になるたびに、「寝た気がしない」「疲れが取れていない」と積み重なる疲労感に悩まされていませんか?
疲労は体のだるさだけでなく、思考力や集中力も低下させて日常生活に支障をきたすので、その日のうちにクリアにしたいところ。
今回は、ビューティーフードアドバイザーである筆者が、“疲労を溜めないための食生活”についてお話ししていきたいと思います。
 

活性酸素を増やさない

活性酸素という言葉を聞いたことがある方は多いですよね。私たちが呼吸で取り入れる酸素のうち、約2割が活性酸素になると言われています。活性酸素そのものは、体内に侵入してきたウイルスを退治したりするため決して悪者ではないのですが、問題はその量。活性酸素の量が増えすぎてしまうと、健康な細胞を酸化させ疲労の原因になるというのです。
ストレスや激しい運動、喫煙、長時間紫外線を浴びること、電磁波を浴びること、アルコールの摂りすぎ、睡眠不足なども活性酸素を増やすので、覚えておくとよいでしょう。
では、増えてしまった活性酸素を減らすにはどうしたらよいのでしょうか。
 

抗酸化成分で活性酸素を除去

増えてしまった活性酸素は、次の食材に含まれる抗酸化成分が◎。
(1)ビタミンC・・・レモン、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類、キウイ、イチゴなど
(2)ビタミンE・・・ナッツ類、アボカド、かぼちゃ、植物油など
(3)トマトに含まれるリコピン
(4)カカオに含まれるテオブロミン(カカオ70パーセント以上で糖分が少ない物がオススメ)
(5)ポリフェノールの一種“アントシアニン”・・・なす、紫キャベツ、ぶどう、ブルーベリーなど
 
これらの食材を献立にバランスよく取り入れてみてくださいね。ただし、「疲労回復によいから」と取りすぎるのはNG。ビタミンEのような栄養素は脂溶性で体内に蓄積される性質を持つので、不調の原因にもなり得ます。
加えて、「疲労回復ビタミン」と呼ばれる筋肉や神経の疲れを和らげる働きを持つビタミンB1(うなぎ、豚肉、にんにくなど)も摂るとなおよいでしょう。
筆者のオススメは、白米と玄米を半分ずつの割合で炊くこと。そこにビタミンB群を含むあわやきびなどの雑穀をプラスするとさら栄養バランスが整いますよ。
 
活性酸素は、疲労だけではなく生活習慣病や白髪、シワなど老化の原因にもなると言われています。体を元気に若々しく保つためにも、上記の食材を意識して摂ってみてはいかがでしょうか。
ポイントは活性酸素を除去! 疲れにくい体でこれからの季節を乗り切る方法はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

高木沙織

“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。

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