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SNSから見えてきた! 男性上司・女性上司それぞれの傾向と対策

  • 2017.10.25
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昼はプランナーとして働く、自称OL(おっさんレディ)のT子の連載コラムです。

FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSでみんなは会社の人とつながっている?

通信回線やスマートフォンなどの通信インフラサービスを取り扱うALL CONNECTという会社が「上司と部下のSNS事情」について調査をしたらしいのだけど、そこで気になる結果が出ていました。上司が部下とSNSでつながりたいと思った理由は「仕事のやりとりをスムーズに行いたかったから」が38.8%でトップなのだけど、男性上司と女性上司を比較するとそこにユニークな男女差が見えてきました。

男性上司の約2割が「恋愛対象だから」という理由で部下に友達申請

まず男性上司の友達申請理由を見てみると、「友達のようになりたかった」「監視をしたかった」「友達人数を増やしたかった」といった項目が全体平均よりも高くなっています。社内での仲間づくりや部下の行動管理など、なんとなくチームの監督的な傾向があるのでしょうか?

そして気になるのは「恋愛対象として見ているから」が高いこと。

これって完全におっさんのエロ目線。かわいいから仲良くなりたいって下心を約2割の男性上司が部下に対して抱いているなんて。これって前の記事でも書いたかわいい子と仲良くなりたいがためにクソみたいなリプライをする「クソリプおじさん」の危険性をはらんでいます。

女性上司は部下との共通の話題づくりに困っている?

一方、女性上司については「共通の話題を見つけたかったから」が男性よりも大きくポイントアップし、「プライベートを見てみたい」「どのような人か気になった」という特徴が見られます。

コミュニケーション好きな女性らしく、“どんな人かもっと知りたい! 話したい!”という気持ちの表れかと思いますが、“共通の話題に困っている”という上司の悩みも浮かんできます。監督・指示で部下をまとめたい男性上司の傾向と比較すると、女性上司は相互理解のためのコミュニケーションで部下をまとめたい、だけどそのきっかけがなかなか探せないという状況なのでしょう。

アタシ達は仕事とプライベートはきっちり分けます!

そしてアタシたちはというと、そもそも会社でオープンにしていない人が多いので、SNSでは非公開やブロックが主流。ゲイ活動用の裏アカウントを別に持っている人もいたりします。ひと昔までは本当の名前はタカシなのに新宿2丁目ではシンゴとか通り名を名乗っていたような日陰の世界ですから、プライベートがダダ漏れなSNS活動には慎重になるものです。

ましてや上司の立場だと、会社とプライベートを完全に分断したくなって当たり前。その反動か、お仕事をちゃんとして会社でもそれなりの立場の人って、プライベートなつながりではわりとはっちゃけちゃっていますよね(笑) 。この人すごい偉いのに…って人、いっぱい周りにいます。

男性上司には“つながり感”、女性上司には“マメな報告”を

ちなみに先ほどの調査データの前の質問で「部下にSNSでの友達申請をした経験」を聞いた結果では、上司の約3割が部下に友達申請をしていることが分かりました。会社を離れたSNSの本音の世界では、「部下と仲良くなりたい<プライベートを大事にしたい」といったところでしょうか?

そして女性上司よりも男性上司の方がつながりに積極的です。部下の立場でも自分のプライベートは大切にしたいところですが、せめて会社では男性上司には話しかけることで嫌われていないつながり感を出したり、知りたがりの女性上司にはマメな報告を心がけることが処世術なのかもしれません。

はっちゃけられる仲間はプライベートで作ればいいってことで。そのほうがSNSのように世界は広がりますよ。

出典:ALL CONNECT「上司と部下のSNS事情に関する調査」

■PROFILE

T子
新宿2丁目のドラァグクィーンやお店のママから、各界のスペシャリストや芸能人までさまざまな人脈を持ち、シティリビングにてインタビューコラム「おネエno部屋」を3年間にわたり連載。恋愛、美容、仕事、人生など、さまざまなOLの悩みに答えてきた。昼の姿はプランナーとして、PR会社に勤務する普通のOL(おっさんレディ)。最近の趣味はグルメとインテリア、そして愛犬のジジと遊ぶこと。

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