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二人で見たい! 体験したい!! 2018年 世界のおもしろイベントカレンダー

  • 2017.10.23
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2018年に挙式を予定して結婚式場を探しているあなた、ぜひぜひ、ハネムーンに“いつ、どこへ”行くかも並行して検討しましょう! ばっちりプランを練った旅は、二人にとってかけがえのない思い出となるはず。さらに旅先でその土地ならではのお祭りやイベントに参加すれば、より絆と思い出が深まるに違いありません。そこで『25ansウエディング オンライン』では、2018年1~12月それぞれの月毎に世界のおもしろそうなイベントをピックアップ。ぜひ、二人のハネムーンの参考にして!  
 
photo:Aflo Getty Images タイ国政府観光庁 ※記載されている日程や内容等は予定となります。

【1月】ウップ ヘリー アー@シェトランド諸島(スコットランド)


イギリス・スコットランド北方のシェトランド諸島にある最大の町ラーウィックでは、130年以上にわたり、バイキング時代の遺産を記念する火の祭典が毎年行われています。その名も「ウップヘリーアー(Up-Helly-Aa)」。開催されるのは例年毎年1月の最後の火曜日。2018年は1月30日になります。 

 
一晩かけて行われるこのお祭りでは、島民たちが鉄兜に鎖帷子、手斧といった完璧な「ノースマン(バイキング)」の格好で参加。クライマックスの「たいまつ行列」では、激しく燃える松明を手にした「Guizer」と呼ばれる住民約1,000人が町の中を練り歩きます。真っ赤に染まった空、炎と煙が立ち込める景色は圧巻! バイキングが活躍した大昔の在りし日に思いをはせながら見学したいお祭りです。

【2月】トリニダード・カーニバル@ポート オブ スペイン(トリニダード・トバコ)


ブラジル・リオのカーニバル、イタリア・ヴェネツィアのカーニバルと並び、世界の三大カーニバルに数えられているのが「トリニダード・カーニバル」。通年“灰の水曜日”(復活祭の46日前の水曜日の前週)に開催され、メインパレードがあるのは、カーニバル期間最後の月曜日&火曜日。2018年は、2月12日(月)と13日(火)となります。 

 
リオやベネチアが鑑賞型だとすると、トリニダードのカーニバルは参加型が特徴。地元の人々はもちろん、世界中から数万人もの人々がパレードに参加するために首都ポート オブ スペインを訪れます。またスティールパンと呼ばれるドラム缶から作られた楽器の音色もカリブムード満点♪ ぜひ日本では絶対に着られないようなド派手なコスチュームで参加してみませんか(笑)?

【3月】平渓天燈祭@平渓〈ピンシー〉(台湾)


台北から東へ車で約1時間、新北市にある平渓(ピンシー)郷の山里で開かれる「平渓天燈祭」。夜空に舞い上がる幻想的な天燈(テンダン)の光景を見るために、例年、数万もの人々が集まります。ランタンにはその年の願いを書き込んでから夜空に飛ばすそう(打ち上げ整理券を入手できれば参加可能)。なんてロマンティックなんでしょう♡ カップルで訪れる旅にまさにぴったりですね♡♡


開催されるのは、毎年旧正月の15日(元宵節)です。2018年の旧正月15日は、3月2日(金)。この日に有給を取れば3日&4日は土日で休日です。2泊3日の絶景、そして美食や温泉三昧の台湾旅行をぜひ満喫して!

【4月】セビーヤの春祭り@セビーヤ(スペイン)


スペイン語でFeria de Abril(フェリア・デ・アブリル=4月の祭)と呼ばれる、スペイン三大祭のひとつが「セビーヤの春祭り」。アンダルシア、そしてスペインの春はこのお祭り抜きでは語れません! 2018年は4月15日(日)~22日(日)の1週間、開催されます。

 
お祭りは市内中心部からグアダルキビル川を渡ったロス・レメディオス地区の付近で開催され、大通りには何百というテント小屋(カセタ)がずらりと並び、ワインやチーズ、お祭の代表的な料理であるテールシチューなどが振る舞われます。買い食いしながらのそぞろ歩きも楽しいですね♪ さらにセビジャーナスと呼ばれる民族舞踊を踊り歌う人で、街は大賑わい。カラフルな衣装に身を包み陽気に踊るセニョリータ達から、たくさんの情熱とパワーがもらえるはず!

【5月】猫祭り@イーペル(ベルギー)


ベルギー西部にある、人口4万人ほどの静かな町イーペルで開催される、世界的にも珍しいフェスティバルが「猫祭り(Kattenstoet)」。3年に1度、5月の第2日曜日にだけ開かれ、なんと2018年は開催年! 5月13日(日)の参加を目指して、ぜひベルギーを旅してみませんか?


この日は世界中の猫好き、お祭り好きの人々がイーペルに集まり、普段の静かな町とはうって変って大にぎわいに。パレードには、猫の仮装を中心に魔女の扮装や中世の衣装を身にまとった数千人の市民が参加。さらに子供達もたくさん加わり、その仮装姿はとびきりキュートと評判です。パレードの最後には6mもの巨大な猫の人形も登場し、そしてハイライトに現れるのが、鐘楼の上から道化師が投げる猫の人形! 下の広場で待ち構えて見事それを手に入れることができた人には、大きな幸運が訪れると言われています。今年見事にゲットするのは、あなたかもしれません♡

【6月】ローズ祭り@カザンラク(ブルガリア)


毎年6月上旬にブルガリアではバラが咲き誇り、芳しい花びらの収穫が始まります。その時期に合わせて各地で行われるのが、可愛らしい民俗衣装を着た女性達とピンクの花々で町中が彩られるバラ祭り。特にブルガリアの首都ソフィアから東へ車で約3時間にあるカザンラクという町ではパレードが行われたり、バラの女王が選ばれることもあり、たくさんの観光客で賑わいます。2018年は6月1日(金)から3日(日)の3日間開催。ハネムーンにふさわしいロマンティックな光景は必見です。

 
お祭りのメインイベントは、「バラ摘みのパフォーマンス」。近くで見学しているだけでもバラの芳香に包まれ、うっとり気分は最高潮に。そして閉会式のパレードでは世界各国の人々が入り乱れて、手をつないで踊る! 踊る!! 踊る!!! またバラ畑では花摘みの体験ができ、それを押し花にすれば1年近くも香りを保つそう。旅の記念にぜひ♡

【7月】ゲラゲッツァ@オアハカ(メキシコ)


メキシコのなかでも先住民の文化を色濃く残しているオアハカ州。「ゲラゲッツァ」とは、そんなオアハカ周辺の村の伝統衣装を身にまとった踊り子たちが集い、各民族特有の伝統舞踊を披露する祭典。元々は主食のトウモロコシの豊作を祈願する祭りだったのが今では一大イベントに。海外やメキシコ全土から沢山の観光客が集まって様々なイベントやパレードが開催され、街中が賑やかになります。開催日は毎年7月下旬で、2018年は7月20日(金)から24日(木)。夏休み旅行としても行きやすいシーズンですね。

 

メインイベントは、オアハカの街から北西にある「フォルティンの丘」にある会場で行われます。7つの地域別に分けられたグループごとに伝統舞踊が披露され、地域色と個性豊かな民族衣装や踊りは、「ゲラゲッツァ」一番の見所といえるでしょう。とくに最高の盛り上がりを見せる踊りが、アルト・パパロアパン地域に伝わる、パイナップル作りが盛んな地域ならではの『FLOR DE PIÑA(パイナップルの花)』。踊り子達は名産のパイナップルを手に持ち、それは楽しそうに踊ります。

 
また各グループが踊りを終えるごとに、フルーツや野菜、オアハカ名物のアルコール飲料「メスカル」や踊りに使った麦わら帽子など、村の特産品や食料を観客に向かって投げ入れるのも見どころのひとつ。ラッキーなことにそれを受け取ることができれば、最高のお土産になりますね♪

【8月】松茸フェスティバル@ウラ(ブータン)


松茸名産地として有名な、ブータン中央にあるブムタン地方のウラでは、7月中旬から8月末にかけて松茸の収穫が行われます。それをお祝いするのが「松茸フェスティバル」。実は美食を愛する旅玄人の日本人も多く訪れるという、美味なるお祭りなのです。

 

2018年は8月23日(木)と24日(金)に開催予定。地元の特産品や松茸料理が楽しめるほかにも、松茸狩りや学生による伝統舞踊、写真のチャム(チベット仏教の各宗派で演じられる舞踊)など、様々なイベントが行われます。

 
ブータンの松茸は、日本の松茸と比べても引けをとらない素晴らしい香りと評判。おいしい秋の味覚をブータンで先取りしつつ、現地の文化に触れてみませんか?

【9月】チーズ分配の祭り@ユスティス谷(スイス)


アルプスの一部地域で「牧下り」と一緒に行われるのが、「チーズ分配の祭り」。牧夫達が夏の間にアルプ(アルプスの放牧地)の山小屋で作ったチーズを“分配”する習わしで、アルプス地方の収穫祭にあたります。スイスで最大規模を誇るのが、トゥーン湖北部のベアテンベルクとシグリスヴィールの間にのびるユスティス谷(ユスティスタール)で開かれるもの。1739年から毎年開かれている、伝統行事となっています。2018年は、9月21日(金)に開催予定。

 
当日は、牧夫たちと約250頭の牛が集結。山積みに並べたチーズを、自分が所有している牛の乳量に応じて分けていきます。さらにアルプスでの夏の作業が終わったことを祝う祭りとして民族衣装を着た地元の人々も集まり、ヨーデルの歌声やスイスオルガンの調べが響き渡り、それは賑やかに。スイスの美しい牧歌的な光景のなかでいただく新鮮なチーズは、とびきり美味しく、忘れがたい旅の美味となるはず。

【10月】アルバカーキ国際バルーンフェスティバル@ニューメキシコ州(アメリカ)


1年365日のうち、310日以上が晴天だというアメリカのニューメキシコ州・アルバカーキ。さらに、ロッキー山脈にぐるりと囲まれた広々とした平野で、気候と土地条件的にこんなに気球飛行に向いているところはなかなか無いんだそう。 

 

1972年からの伝統を誇り、この格好の地で例年10月上旬に開催されているのが「アルバカーキ国際バルーンフェスティバル」! 700個以上ものカラフルでユニークなデザインの気球が空に上がる光景は圧巻で、毎年大勢の見物客やパイロットで賑わいます(一部のマニアはなんとキャンピングカーに寝泊まりしてまで参加するそう)。開催期間は1週間で、2018年は10月6日(土)から14日(日)まで開催予定。 

 
朝にはたくさんの気球が一斉に上昇していく壮大な光景を眺め、夜には「ナイト グロー」と呼ばれるファンタスティックなイベントを堪能することができます。日中も音楽ステージ等があり、飽きることなくイベントを満喫することができます。

【11月】栄光の3日間@ブルゴーニュ地方・ボーヌ(フランス)


2015年に世界遺産に登録された“ブルゴーニュ地方のクリマ(ブドウ畑や気候)”の中心に位置するボーヌは、まさに“ブルゴーニュ・ワインの首都”。毎年11月の第3週の土曜日を挟んだ数日間、ブルゴーニュ最大でありフランスでもっとも有名なワイン祭り「栄光の3日間」が、ボーヌを中心に3日間にわたって開催されます。2018年の第3土曜日は、11月17日(土)。

 

お祭りの開幕は、ブルゴーニュワインの博物館ともいえるワインの歴史を紹介する施設『シャトー・クロ・ド・ヴージョ(CLOS DE VOUGEOT)』で行われる「ブルゴーニュ利き酒騎士団」の入団式と晩餐会でスタート。さらにボーヌ発のハーフマラソンやナイトランなども開催されます(まさに酔っ払いRUN!)。他にもワイン・オークションが開かれ、世界中のワイン商がこぞって集合。約50種類のワインが競売にかけられ、この時の値段により、その年のブルゴーニュワインの値段が決まるという仕組みになっています。町中には郷土料理を販売する屋台や試飲会などが開かれ賑わいは最高潮に。

 
単一品種のピノ・ノワールから作られるブルゴーニュの赤ワインは、テロワールや作り手によって全く個性が異なるのが特徴。ワイン愛好家を魅了してやまないブルゴーニュワインの盛大なイベント、この日程付近でハネムーンに行けるなら、太鼓判で“フランス美食の旅”をお薦めします。

【12月】アユタヤ世界遺産祭り@アユタヤ遺跡群(タイ)


バンコクから北へ約80キロに位置する古代都市、アユタヤ。1351年から400年以上タイの中心都市として栄えたこの地には、現在も貴重な遺跡群が残されています。1991年にこの遺跡群が「ユネスコ」により世界遺産に指定されたのがきっかけでスタートしたのが、「アユタヤ世界遺産祭り」。例年12月に開催されている、とても幻想的で壮大なお祭りです(2018年の日程はまだ未定)。

 
期間中は、遺跡群に施される幻想的なライトアップや花火など、様々なイベントが繰り広げられます。メインイベントのひとつが、歴史公園の「ワット・マハタート(Wat Mahathat)」で行われる光と音のショー。アユタヤ王朝の歴史が壮大なスケールで表現され、観光客に大人気のパフォーマンスとなっています。ほかにも、「チャオ・サム・パラヤ国立博物館(Chao Sam Phraya National Museum)」での古代のゴールドの展示や、中央ステージでの伝統的な仮面ダンスショーや民族パフォーマンスなども見どころ! さらに古代のマーケットを再現した市場で、タイ料理に舌鼓を打ったり、民芸品のショッピングも楽しめます。荘厳な世界遺産のなか、アユタヤ王朝の歴史に思いを馳せてみるハネムーンはいかがですか?

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