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冬の体調管理だけじゃなく色白肌にも◎!日本が誇るスーパーフード「甘酒」がいいワケ

  • 2017.10.21
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市場に“甘酒”が出回る季節になりました。このように近年では、「甘酒は冬の飲み物」だという印象が強いのですが、江戸時代には夏バテ対策として人気の夏の風物詩だったことをご存じですか? とは言っても、甘酒に含まれる栄養はなにかと体調を崩しやすくなる冬の体にも嬉しいものばかり。
今回は、ビューティーフードアドバイザーである筆者が、甘酒がなぜ冬の体によいのか、そして「甘酒は苦手」という方でも美味しく飲めるアレンジ方法についてお話ししていきたいと思います。
 

■甘酒の栄養おさらい

甘酒が、「飲む点滴」と呼ばれていることをご存じの方もいるでしょう。それは、甘酒に含まれるビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、ビオチンなどが病院で受ける栄養補給用の点滴と同じような成分だと言われているから。それゆえ、疲労が溜まっていたり、免疫力が低下したりしているときに甘酒を飲むとよいとされているのです。
さらに、色白肌を目指す女性に嬉しいのが、コウジ酸の存在。メラニン色素を黒色化するチロシナーゼを抑制する働きを持ち、シミ、そばかす、くすみの予防・改善に効果的だと言われています。
早速甘酒が飲みたくなるような効果・効能が盛りだくさんですよね。ですが、甘酒の「風味が苦手」という声も少なくありません。そんな皆さんにオススメしたいのが、次のチョイ足し法。
 

■甘酒を飲みやすくするチョイ足し食材

(1)甘酒×豆乳
甘酒1に対して無調整豆乳1を混ぜてみてください。甘酒のコクがマイルドになり、飲みやすくなりますよ。肌や髪、爪を作るたんぱく質、大豆イソフラボン、ビタミンB群、マグネシウムも取れる栄養豊富なドリンクの完成です。
(2)甘酒×きな粉
こちらもまた大豆食品との組み合わせです。和の食材同士で相性がよく、きな粉の優しい甘みがいきてきます。さらに、黒すりごまをプラスしても香ばしさが出てよいでしょう。
(3)甘酒×生姜
甘酒の甘みが苦手な方は、すりおろした生姜をチョイ足ししてみて。ピリッとした大人の味の甘酒に変わりますよ。生姜の温めパワーで冷え対策にも〇。
(4)甘酒×さつまいも
「意外な組み合わせ」と思うかもしれませんが、蒸してホクホクにしたさつまいもをつぶしたものを甘酒に混ぜてみてください。こっくりとしたとろみのあるポタージュのような仕上がりになりますよ。さつまいものビタミンCや食物繊維も摂れて、美肌効果も狙えます。
 
甘酒は腹持ちがよい飲み物でもあります。遅く帰ってきた夜やちょっと間食したくなってしまったときにゴクゴク飲むことでお腹が満たされて、ダイエットにも役立つでしょう。
この冬は甘酒を飲んで、健康と美容に磨きをかけてみてはいかがでしょうか。
冬の体調管理だけじゃなく色白肌にも◎!日本が誇るスーパーフード「甘酒」がいいワケはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

高木沙織

“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。

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