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ママが取りがちな対応は? ママの対応次第できょうだい喧嘩は劇的に変わる

  • 2017.10.21

きょうだいがいると避けることができないのが“きょうだい喧嘩”。

年の差や性格により喧嘩の規模や内容は異なるでしょうが、親が抱える悩みや、親が取ってしまいがちな行動は似ていることが多いようです。

ママの対応によってきょうだい喧嘩は劇的に変わります。どんな対応を取っていけばよいのでしょうか。

ママが取りがちな対応は?

きょうだい喧嘩が起こった時、ママが叱る対象を見てみると、兄弟の両方を叱るというママは23%でした。

どちらかだけを叱る場合、下の子を叱ることが多いというママは1%なのに対し、上の子を叱ることが多いというママは15%にのぼります。

どうしても上の子を叱るママが多いことが分かります。

できるだけ口出ししないというママは25.3%。

しかし、どこまで見守ればいいのかについても悩んでしまうことが多いようです。

※あんふぁんWEB読者アンケートより

ケンカのポイントは親の介入

ママはきょうだい喧嘩への口出しを、いつ・どのように・どこまでするか、という点が最大の悩みどころです。

口出しはしないようにしているというママが多いようですが、結局は収集がつかず介入するという結果になってしまいます。

親の介入で大事なのは「どのように介入するか」ということ。プラスになる介入であれば、いつでも口出ししてよいのです。そのポイントを3つお伝えします。

1.両者の言い分を聞く

大人から見たらたいしたことないように見える喧嘩も、子ども達には必ず事情や言い分があるものです。

まずは言い分を聞いてあげましょう。子どもは親に聞いてもらえただけで怒りが収まることもあります。

大切なのは上の子からも下の子からもちゃんと両方の言い分を聞くことと、親の思い込みや決めつけなどの先入観を持たないことです。

2.言い分に共感する

事情を知ったら、それを絶対に否定しないようにしましょう。「そうだったのね」など共感する言葉かけをします。

子どもはママが分かってくれたという満足感を感じることで、きょうだいの言い分やママの言葉を聞く余裕が生まれます。

3.両者とも叱らない

事情が分かると、どちらかが一方的に悪いこともあるでしょう。しかしママの方から「どちらが悪い」などと決めつけてはいけません。

子どもは自分が正しいと思っているので、悪いと決めつけられると別の怒りが生じてしまいます。

さらにやってはいけないことは、平等にしようと思って両方を叱ることです。子どもは相手のせいで怒られたと感じ、その場の喧嘩は収まったとしてもしこりが残ってしまいます。

他にもある! 知っておきたいポイント

プラスの介入ポイントをおさえておくと、自然と喧嘩が減っていきます。

さらに取り入れていきたいポイントを知っておきましょう。

・「なにやってるの?」「いつまでしているの?」など、疑問形で叱らない。

・上の子が我慢することが多い子であれば、普段の我慢や頑張りを認める。

「いつも我慢しているんだよね。おかげで助かっているよ」などと声掛けをしましょう。

・3人以上の兄弟の場合は、どの組み合わせのケンカが多く、こじれるのかチェックしておきましょう。

その二人が一緒にいる時は、特に目を光らせるようにするとママの負担が減ります。

大人の価値観や判断を入れずに共感するためには、何があったか・どう思ったのかをしっかりと子どもから聞き、言われたことを繰り返すことです。

「なんで叩いたの?」「おもちゃを取られたから」と言われたら、

その子には「おもちゃを取られたんだね。」と返し、

相手側に「なんでおもちゃを取ったの?」と聞きましょう。

理由を言われたらそれも繰り返し、そのことを相手に伝えていきます。そのやり取りをしていく中で、子どもが「自分が悪かったな」「相手はこんな風に思っていたんだ」などと自分で考えていけるようになります。

毎日顔を合わせるきょうだいが一番、喧嘩をすることが多いかもしれませんね。しかし成長につれてお友だちと喧嘩することも増えていくでしょう。きょうだいだけではなく、喧嘩には相手が必ずいます。そんな時はこのポイントを押さえながら対応していきたいですね。

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