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帰宅するとスイッチオフ! 無口な夫との会話を弾ませるコツ4つ

  • 2015.1.8
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【女性からのご相談】

結婚して2年目の主婦です。このところ、夫とまともな会話がありません。夫はもともと無口でおとなしい性格なので、自分からしゃべる方ではないのですが、私が話しかけても、「ああ」とか、「へぇ」としか返事をしてくれないので、会話が続きません。営業の仕事だし、疲れているのはわかるのですが、私はもっと夫婦の会話を楽しみたいのです。何かいい方法はありませんか?

●A. 男女の会話の違いを知り、負担にならない話しかけ方を!

ご相談ありがとうございます。フリーライターの小柚子です。

ご主人が無口で、なかなか会話が弾まないとのこと、話しかけても生返事ばかりだったり、黙ったままで何時間も過ごしたりしていると、やはりさみしいと感じてしまいますよね。こんなときこそ、ちょっとした気遣いが必要かもしれません。今回は、夫婦の会話を充実させるためのコツを4つご紹介します。

●会話を楽しみたい女性と、目的を持って会話する男性

夫婦療法を手がけるカナダの医学博士マイケル・F・マイヤース氏は、著書『夫と妻であり続けるための心理学』の中で、

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男性と女性とでは、お互いに話すときの態度や会話のスタイル、お互いに話したいと思う気持ちなどにかなりの違いがあるため、多くの点で誤解したり、コミュニケーションに失敗したりしやすい。

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と書いています。

女性は、会話そのものを楽しみたい、話をしてストレスを解消したいと考えるのに対し、男性は問題解決や結論づけなど、何らかの目的に向かって会話をするもの。もともと男性は、とりとめのない会話をしたがらない傾向が強いのです。

●仕事から帰ると“スイッチオフ”になる男性は多い

男性は、一旦仕事から離れると“スイッチオフ”モードになります。仕事で頭をフル回転させているからこそ、家では頭を使う会話をしたくない、質問されたくないと思ってしまうのです。

会話をすることは、女性にとっては楽しく、ストレス解消になる行為であっても、男性にとっては努力を要する作業です。ご主人は営業のお仕事をされているとのことですから、外では努力をし、気を使って会話をしていることでしょう。帰宅して、一旦スイッチが切れてしまうと、その努力を要する作業をする気力がなくなってしまうのかもしれません。

●無口な夫と会話するための関わり方のコツ4つ

疲れてスイッチオフモードになっている無口な夫に関わるときは、こんな工夫をしてみましょう。

●(1)“心配だから話を聞かせて”というスタンスで

「疲れてるみたいだね、何かあったの?」というように、心配だから話を聞かせて欲しいというスタンスで話しかけてみましょう。妻が自分のことを心配してくれると感じられれば、夫も心を開いて話しやすくなります。

●(2)趣味の話題を出す

男性は、自分に関係のない話にはなかなか興味を示しません。そこで、夫の趣味や、好きなことについての話題を出してみましょう。また、テレビで趣味に関する番組がやっていたら、夫が黙っていても、テレビと会話するつもりで、

「○○だって!」

「へえ、そうなんだ」

などと、思いついたことを口にしてみてください。よっぽど疲れていたり不機嫌だったりしない限り、夫も反応してくれるかもしれません。

●(3)ゆっくり過ごせる時間に話しかける

仕事で遅く帰ってきてスイッチオフモードになった夫に話しかけても、会話は成り立ちません。会話を楽しみたいときは、心身共にリラックスできる休日などに、2人でゆっくりお茶でも飲みながら話しかけてみましょう。

●(4)“ありがとう”を積極的に使う

“ありがとう”という言葉は、人の心をほぐしてくれる魔法の言葉です。

「いつもお仕事を頑張ってくれてありがとう」と、毎日伝えましょう。たとえ、「うん」「ああ」としか返事をしてくれなくても、こうして、夫の心をほぐしてあげることが、会話を少しずつ増やすきっかけになるのです。

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いかがでしょうか?

夫婦間での会話がない、夫が無口でつらいと感じている女性は多いものです。しかし、育った環境や男女という性差によって、会話への姿勢は大きく異なります。

男性にとっての会話は、女性にとってのそれとは違うことを頭に置きながら、ご主人に話しかけるタイミングや、話しかけ方に工夫をし、少しずつ、自然に会話を増やしていけるようにしてみましょう。

(ライタープロフィール)

小柚子(フリーライター)/福祉系大学を卒業後、福祉施設や社会福祉協議会などに勤務。その後、結婚、鬱による退職、3年間の不妊治療を経て、顕微授精にて待望の長女を出産。そろそろ治療再開を考え始めた1年半後に、まさかの自然妊娠にて長男を出産。思いがけず一姫二太郎に恵まれ、現在は家事と育児の合間に趣味の読書やピアノ、ハンドメイドを楽しみつつ、在宅ライターとして活動中。不妊治療、育児、美容・健康といったテーマを中心に執筆しながら、家事育児、趣味、仕事のバランスを上手に取る方法を日々模索しています。

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