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愛されるために、疑問形を止めてみよう!/オトナ女子のための『実践的☆出会い道』第六十一回目

  • 2017.10.19

幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。

先日、カフェで険悪に見えるカップルと居合わせたのですよ。そこで気がついたのですが、同じ内容を伝えるのでも語尾が違うだけで大違い。そして、愛される女性は語尾がみな、優しいことに気がついたのです。いったいどういうことなのか、解説していきましょう。

女性は疑問形を使いがち

そもそも私たち女性って、お願いをしたい場合でも、疑問形を使いがちです。本当の質問ならいいのですが、「~~してほしいんだけど、できる?」「お願いしていいかなあ?」というときも、つい疑問形にしちゃうんですよね。

例えば誰かとご飯を食べている時に、ソースを取ってほしいとしましょう。そんな時には、「ソース取ってくれる?」という人が多いです。なお、「取ってくれる?」を使うのは、単に「取って」というよりも、丁寧にしているつもりだからで、英語でいえば、「Please(プリーズ)」よりも、より丁寧な「Could you(クッジュー)」というイメージです。が、この言い方よりも「ソースを取って☆」「取ってください」「取ってほしいな」というほうが和らかくて、可愛いです。いったいどうしてなのでしょうか。

疑問形は語尾が上がる

理由は、語尾が上がるから。中学生の頃、英語授業で習ったように、語尾の矢印を上向きにすることは、疑問形の基本です。例えば、「Are you Japanese?」という疑問形を使わなくても、「Japanese?」と語尾を上げるだけで、疑問形は作れます。そして、語尾が上がると聞き手は「これは質問なんだ」ととらえますから、「頼まれてる」というよりも、「質問されてる」と受け取るわけですね。

そしてこれがことお願いとなると、「私は~~してほしいんだけど、~~さん、してくださるかしら?」となり、かつ、男性が受け取るときには、「あなたにできるかしら?」「あなたはしてくれる人なのかしら?(疑問)」という感じになってしまいがちなのです。おお、恐ろしいですね。

質問は詰問と思われやすい

つまり丁寧なつもりで質問系を使うと、受け取り手に「詰問」と思われてしまうということです。それもすべては「疑問形は語尾が上がるから」という理由からでしょう。

で、ですねー、ここからがポイントなのですが、柔らかい感じの女性というのは、疑問形をあまり使わないのですね。何かしてほしいときは「~~してほしいなあ」と素直に口にする。

質問をする場合には、「~~なのかな?」と語尾止めにする。この「語尾止め」という単語は、今私が作ったのですが、なんとなくイメージわきませんか?

質問形なので語尾は上がるんだけど、言葉を「止める」ことにより、矢印の上向きのトーンが上がらないうちに(ということは疑問形になる前に)単語を終えるという技です。この技のすごいのは、高いトーンにならないので、質問形でありながらきつい印象にならないところです。

声のトーンは上げない

まとめると、女性が可愛いイメージや優しいイメージを持ちたい場合に意識するべきは、語尾のトーンということになります。そこで、何を言う場合でも、最後の「音」をあまり上げないようにする。例えば何かをしてほしいときに、「~~してほしいな」というのはオススメですが、「そんな可愛い発言、無理!」と思う方は、「①疑問形をやめてみる」「②何を言う場合も、語尾を上げない」を意識すればいいのです。

先のソースの例でいうならば「ソース取ってほしいな」というのが難しいと感じる人は、「ソース取ってください」といえばいいし、それも難しい場合には、「ソース取ってくれる?」を「ソース取ってくれ(る?)」と、最後をしりすぼみにして止める。すると、なんだか可愛らしい感じになるのでやってみていただきたいです。

詰問じゃないと知らせるべし

男性は「お願いされる」のは好きですが、詰問されるのは苦手です。しかも、女性のほとんどは詰問したつもりなんてないのに男性から「詰問」と取られてしまう(とモテない)。

そこで、そもそも丁寧なつもりの「質問形」を止めることにより、「詰問なんてしてないですよ」と彼らに知らせていきましょう!

まとめ

・質問形は詰問と取られやすい。

・お願いが難しい人は「語尾止め」で!

Written by にらさわ あきこ

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