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【男子のホンネ】彼女に言われたらキュンキュンしちゃう言葉とは?

  • 2017.10.13
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女子は生まれながらにして女ですが、男子はこの世に生れ落ちてから死ぬまでずっと、「がんばって男になる」努力をすることを宿命づけられている生き物だったりします。

「そんなことわかってるんだから」という顔をする女子

女子ははやければ中学生くらいから「そんなことわかってるんだから」という顔をしますよね。

たとえば男子がエッチなことを言ってきたとき「そんなことわかってるんだから」という顔をしますよね。

中学生で早すぎるのであれば、高校生にもなればそういう顔をする女子っていますよね。
片や、エロいことを女子に言った男子は……もう、したくてしたくてたまらず、でも女子にオトナな対応をされてしまって「この子とは一生できないかも」と、この世の終わりのような絶望感に打ちひしがれていたりします。
エロ以外のマジメなこと、たとえば仕事についてもおなじ。女子がオトナみたいにクールな表情で淡々と要領よく仕事をこなしている傍らで、上司に叱られているのはブスな女子でなく男だったりしませんか?
男子って、がんばって「男になる」努力をしないと男として生きていけない、つまり文字通り食いっぱぐれるし、女子にモテない。こんな危機感を、多くの男子は抱いているものです。

もう生きていることじたいが不安なわけです

男の子のお母さんがときどき「うちの子(男の子)を見ていたら切なくなる」と言います。

女の子であれば、幼稚園くらいから髪の毛を三つ編みにしてあげたり、一緒にお菓子を作ったり、なにかと楽しいことをやる親も、男の子となれば「それなりの学校にやって」「それなりにお勉強させて」「いい大学に行かさないと」「この子の将来が不安だ」と思っているのでしょう。

こういう、親が抱いている悲壮感みたいなものを、男の子は子供なりに敏感に察するのかもしれません。
男の子はがんばって男に「なる」といっても、20代で立派な男になる男子って少ないですよね。30代前半でもあやしい。

社会に出て最低でも10年、場合によっては20年くらいかけて、ようやっとなんとなく男に「なる」と見るのが一般的では?
ということは、30歳くらいまでの多くの男子は「男になろうとしている」過渡期にあるということです。
過渡期にある男子が、「そんなこと、わかってるんだから」という女子のオトナな表情を見たら…そりゃあ「すべて」が不安になるわけです。

なにからなにまで、もう生きていることじたいが不安なわけです。

彼がコンプレックスに思っているところを褒めてあげる

とりわけ、じぶんがコンプレックスに思っていることが、女子の前で不安に思われます。
たとえばお勉強ばかりしてきた男子は、女子とうまく遊べないことにコンプレックスを抱いています。

女子を前に、女子を笑わせることができないじぶんにコンプレックスを抱いています。

スポーツばかりやってきた男子は、その運動神経抜群なところを彼女にアピればいいものを「おれ、アホだから」と、頭が悪いことをコンプレックスに思っていたりします。

運動ってアホではできないので、彼は本当は賢いはずなんですが、こういう彼にもコンプレックスに思うところがあるのでしょう。
なぜなら、「おれの半分くらいは男になりそこねている」と彼は思っているから。

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彼がコンプレックスに思っているところを、彼女として褒めてあげると、彼はすごく喜びます。
「男になりきれていない中途半端なおれのことを好きになってくれる女子がいるんだ」と彼は喜びます。
「中途半端すぎてモテないと思っていたけど、こんなおれにハダカを見せてくれるかもしれない女子がいるんだ」とうれしく思います。
男はその生涯をかけて、少しずつ男になる生き物だから、コンプレックスに思っているところを褒められたら、一気にワープして「男になった気がする」のです。ここが男のアホなところでもあるわけですが。(ひとみしょう/文筆家)

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