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谷根千さんぽの途中でほっと一息♪2種のこだわり薬膳カレーが味わえる「enmei cafe」

  • 2017.10.13

東京の下町情緒が残る街並みが人気の谷根千エリア。特に谷中は行列が絶えない人気店や、気軽に食べ歩きができるお店などが立ち並び、年代問わずたくさんの人で溢れる活気のある街です。そんな谷中に、今年の夏にオープンしたばかりの「enmei cafe(エンメイカフェ)」を訪ねました。「延命」にちなんだ、体にも優しい、一風変わったお料理をご紹介します。メインカット:©yusuke komatsu

デザイナーが作るスタイリッシュであたたかい空間

東京メトロ千代田線 千駄木駅から徒歩5分。
古き良き街並みを見渡しながら歩いていると現れる「延命地蔵尊」。そこに隣接した、スタイリッシュでどこか温かみのある外観のお店が、今年の夏にオープンした「enmei cafe」です。

「延命」をコンセプトに食べた人が健やかになるような食事と、ゆったりと流れる時間、そして人と人とのつながりを提供しています。

ランドスケープデザインやパブリックアートの創作を行う「earthscape(アースケイプ)」が手がけるカフェということもあり、内装や扱うインテリア・小物はどれも素敵なものばかり。

柔らかい太陽の日が差し、行き交う人々の下町風景を眺めることができる店内は、開放感がありながらも落ち着いた雰囲気です。

そしてearthscapeが行うプロジェクトで、薬草の効用をカフェというスタイルで人々に伝える「メディカルハーブマン カフェプロジェクト」の一環でもあるこのカフェでは、薬草を使用したお料理やドリンクがいただける、健康にも気遣った食を味わうことができます。

どっちを選ぶ?「亀カレー・鶴カレー」

「enmei cafe」の看板メニューは2種類のオリジナルカレー。

まず1つ目は「亀カレー」。亀の甲羅をイメージした6角形のフォルムが可愛いキーマーカレーは、ボリュームもあって食べ応え抜群。縁起ものとして描かれる亀の尾をイメージしたほうれん草のペースト付き。
半分ほど食べたら、カボスを絞るのがオススメ。さっぱりとした程よい酸味は、カレーとの相性が抜群です。

2つ目のカレーは、羽を広げた鶴をイメージしている「鶴カレー」。こちらのカレーは肉や魚介を一切使わずに作られたカレーですが、野菜だけを使用しているとは思えないほど、コクと深みのある味わいです。
その秘密は、「ベジブロス」という野菜の皮やヘタから取ったダシ。そこに8種類の野菜を調合して煮込むカレーは、ベジタリアンの外国人観光客にも大人気だそう。

どちらも食べてみたい!という方には、合いがけのメニュー「鶴亀コンビ」もあるのでご安心を。

大分産の無農薬食材にこだわり

アースケイプの社長さんの出身地や、オフィスが大分県にもあるというゆかりもあり、お店で使っている材料はほとんどが大分県産の無農薬食材。地域とのつながりを大切にし、体にも優しい食材選びもまた素敵なこだわりです。

オススメのデザート「コーヒーゼリー」のコーヒーは、無農薬のコーヒーを大分県の焙煎工房で「enmei cafe」専用にブレンドしてもらっているそう。添えられたミルクアイスもお店で手作りしています。
優しい口当たりのコーヒーゼリーと、ジェラートのようなさっぱりとしたミルクアイスの調和を楽しんで。

ひそかな人気。米糀から作った自家製の甘酒

デザートやお酒に使われている手作りの甘酒は、大分県の「糀屋本店」から仕入れた米糀を使用しています。

でんぷんの甘さをしっかり残し、糀本来のうまみを活かした甘酒は、くせがなくさっぱりとした風味で甘酒が苦手な人にもオススメ。
飲む美容点滴ともいわれる甘酒は、おいしくいただきながら美容にも気遣えるドリンクです。

「夜の谷根千」で健康的な一杯を

夜はバーとしても利用できる「enmei cafe」。店主のオリジナルカクテルは、メニュー名を見ただけではどんなお酒か分からないほど個性的なものばかり。

こちらの「カボスベトン」は、チェコの養命酒「ベヘロフカ」をベースとし大分産のカボスとトニックで割ったお酒です。養命酒というと味の想像がなかなかつきにくいですが、すっきり爽やか。アルコール感も強くなく、女性にもおすすめですよ。***
いかがでしたか?
谷根千さんぽの途中でほっと一息つける場所「enmei cafe」。下町情緒を感じながら、体にも優しい食を楽しんでみてはいかがですか?

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