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「恋の努力は無駄じゃない」恋のオセロ現象とは?/オトナ女子のための『実践的☆出会い道』第六十回目

  • 2017.10.12
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幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。

「彼を作るために努力しているのに、まったく成果が出ない」とか、「私がこんなに頑張っているのに、男性が努力をしてくれない」など、恋を求めて活動していると虚しくなる時がありますよね。「もう、恋活なんて止めてしまいたい」と思う気持ちはわかるのですが、当研究所の調べでは、「くじけないで続けた人たちは、もれなく幸せになっている!」

そこで、どういう心構えでいれば続けられるのかについて、書いていこうと思います。

努力の方向が違う?

努力が成果に結びつかないと「努力の方向が違うのかも?」と疑ってしまいますよね。自分の方法に自信が持てなくて、人の言うことを信じたくなる。そして、「洋服のせいじゃない?」とか、「性格を変えたほうが…」などの助言を受けると、「なるほど」と思い、変えたくもないのに変えようとする。

もちろん心から「変えたい」と思ってするのならいいのでしょうが、自分がしっくり来ていないのに、変身するのは微妙です。見た人も「しっくりこない」印象を受けて、結局は恋がうまくいかなくなる恐れが高くなるからです。

「自分らしい」とは?

当研究所では追跡取材も長く行っていますので、しみじみと感じてるのですが、自分に合った幸せな恋を見つけるためには、自分らしい形で努力をし続けるのが一番。好みでない外見や、うわべだけを取り繕ろおうとしても、結局はほころんでいくのです。

実例を申し上げましょう。すごくおせっかいで、時に口うるさく感じられることもあるA子さんという女性がいました。彼女は恋活をしていたのですが、なかなかうまくいかなくて、「おせっかいをやめれば、もう少し人気が出るのに」とも言われていました。また、ファッションがラブリーすぎるアラフォーのBさんには、「もっと年齢に応じた格好をすればいいのに」と助言をする人が多くいました。2人とも、いろんな場所に積極的に出かけているにも関わらず、なかなか恋人ができなかったので、一時、それらの助言を受けて変わろうと努力したのですが、いつのまにか元に戻っていました。彼女たち「本来の姿」とは、違うと感じたのでしょう。

そのままの「自分」を愛してくれる人

その後、さらに「不遇の時代」を過ごした2人でしたが、恋活を意識してから2年後に、A子さんは結婚、Bさんも見事婚約を果たしました。研究所では、お相手にも合わせてもらったのですが、2人の彼氏は、おせっかいなA子さんそのままのキャラと、ラブリーなBさんのファッションを含めたBさんを愛してくれる人でした。「受け入れる」というよりも、「むしろ、そこがいい」と思ってくれるレベルです。

そんな彼らは、はたから見ていると、まさに「おせっかいされるにふさわしい」夫と、「ラブリーを好みそうな」彼氏でした。つまり、2人の女性は「そのままの自分」にふさわしい相手を見つけたということです。ではどうして、2人はそんな相手に巡り合うことができたのでしょうか。

「モテ」よりも「合う」かが大事

一言でいうと、「止めなかったから」。どんな不遇な時でも、辛くても、彼女たちは「彼氏が欲しい」という欲望にフタをせず、探し続けたのです。もう一つの勝因は、「自分らしさ」にやはりフタをせずに自分を出したことでしょう。

先ほども書いた通り、A子さんに助言をしてきた人たちは、「おせっかいをやめれば、もう少し人気が出るのに」と言いました。確かに、おせっかいをやめればA子さんは人気が上がったかもしれません。けれど、「A子さんタイプ」を好きでない人から、広く人気を得たところで、A子さんは幸せになれたでしょうか? 結果から考えれば、「人気」なんて出なくても実はいいのです。A子さんにちょうど合う「一人」が見つければいいのですから。

大人女子には「癖」がある

そして、大人の私たちは、どんな人でもきっとそれなりの「癖」を持っています。なのでモテようと思うと、その「平均値」から外れている分だけ、どこかにきっと無理が出る。もちろん、無理をしないで「平均的モテ女性」を目指せる人や、それが「しっくりとくる」と思える人ならその方法でいいのです。だって平均値こそ、大勢の人が所属する位置なのですから、「多くの分母」の中から愛する人を探すことができる。

けれど、大人の私たちはなかなか「平均」にはなれません。ならば、必要なのは、「場数」。くじけずに続けていく中で、平均ではない面を持つ、自分にしっくりとくる人に巡り合えることができるのです。

癖があるなら「数」が必要

といっても、延々と続くわけではありません。A子さんは32歳で結婚するまでの2年間、Bさんは43歳で彼ができるまで3年間、いろんなところに意識的に出かけましたし、片思いの失恋もしました。彼女たち含め、大人女性が最愛の人に巡り合うために必要な期間を研究所で調査した結果、だいたい2年くらいでした。しかしその2年は、休んだりせずに、真剣に動くのが条件です。

恋活は、ダイエットや勉強などと違い、結果が「階段状」にすら出ないのがつらいところ。闇の中に居続けることになり、やさぐれることもあるでしょう。けれど、決まるときにするすると「逆転」していくものなのです。だから今、いろんな努力をしているのに結果が出なくて、辛いと感じている女性たちに伝えたいのは、「今はオセロの陣地を増やしている時なので、止めないで」ということ。

…そう、恋活とは、まるでオセロのようなもの。「負けがこめばこむほど、最後の陣地(=満足感)は大きくなるもの」なのです。それをわかっていれば、変に焦る時間が減るのではないでしょうか。だって、今はゲームの「途中」。途中で止めたら、永遠に「自分(の色)」のスペースができないけれど、止めないで動いている女性は全員結果を出しているのです。それを頭に思い描いて、ぜひ続けてくださいね。

まとめ

・努力は必ず実を結ぶ。

・ふいに「オセロ」現象が起きるのが恋活!

written by にらさわ あきこ

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