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日本人の舌に合う!”おふくろ味的”中華系マレーシア料理

  • 2017.10.12
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マレーシアの屋台みたい! お店とお客さんが近い店

「馬来風光美食(まらいふうこうびしょく)」は、荻窪駅から徒歩5分、雑居ビルの地下にあります。アジアの十字路ともいえるマレーシアは、多民族国家として中国・インドの影響も取り入れた独特の料理文化が花開きました。

オーナーのエレンさんはそんなマレーシアの中でも中華系マレー料理を特に得意としています。マレーシアの屋台のように明るくてアットホームな雰囲気で、メディアにも多数取り上げられた「馬来風光美食」は予約が必須の人気店です。

母から教えてもらった伝統的なマレーシア料理

24歳で来日後、2000年にお店をオープンしたエレンさんは、レストランで働いている母の傍らで12歳から料理を作ってきました。

そんなエレンさんが作る料理はまさにマレーシアの家庭料理。母に教わったレシピを元に、現地のスパイスを直輸入して作ります。化学調味料を一切使わない料理は、ひと口食べると「体が喜ぶ」感覚を覚えることでしょう。

明るく活気にあふれ、スパイスの香りに満ちた店内は、マレーシアを旅してその味に魅せられた人や、日本在住のマレーシア人が故郷の味を求めて集まります。

独自に調合した7種類のスパイスで体ポカポカ!

鯛の頭から出るダシが効く「咖哩魚頭(フィッシュヘッドカレー)」はお店の名物料理。酸味と辛さがクセになる味でご飯が進みます。レッドペッパーなどのスパイスと、レモングラスやミントといったハーブを使い、弱火で40分煮込めば完成。

暑い地域の料理独特の風味がやみつきになる自慢のメニューです。スパイシーなだけでなく、オクラ、なす、トマトなど野菜もたっぷりで、食べるだけで元気が湧いてくるようです。

タレに漬け込んだ鶏肉を紙に包んでフライする珍しい調理法

その他人気のメニューが「紙色鶏(ペーパーチキン)」。秘伝のスパイスに1日漬け込んだ鶏肉をクッキングシートに包み、そのまま油で揚げた料理です。

紙で包むことで味が閉じ込められ、肉質もやわらかくジューシーな仕上がりになっています。肉の中まで味がしみ込んだ漬けダレは、オーナーが母親から教わった伝統的なもの。醤油系のしっかりした味付けです。

また、「肉骨茶(バクテー)」も外せない一品。なつめや八角など20種類もの漢方を使ったスープで豚肉を3時間以上トロトロに煮込んだ鍋料理です。スープは優しい味わいで、体にしみ込むおいしさです。

今日の裏メニュー? 料理と一緒に会話も楽しんで

お店定番の人気メニューの他、マレーシア料理の代表格「ナシゴレン」や「サテ」など豊富なメニューに迷ってしまいますが、実は毎日裏メニューがあるそう。その日の仕入れにより内容は異なりますが、気になる人はぜひエレンさんに聞いてみましょう。

エレンさんはお客さんと話をすることが大好き。お店に来たお客さん全員に声をかけています。料理と会話でマレーシアをもっとよく知ってもらいたいと思っているからです。

お店にはエレンさんの料理と人柄に惹かれて多くの人が集まり、遠くから通う常連さんも多いそうです。

「馬来風光美食」は、JR中央線「荻窪駅」北口から徒歩約5分。青梅街道を新宿方面に向かい、天沼陸橋手前の左側にあるビルの地下1階です。テレビや雑誌に取り上げられお客さんも増えているので、ぜひ予約をしておでかけしましょう。

スポット情報

・スポット名:馬来風光美食
・住所:東京都杉並区天沼2-3-7 SAKAIビルディングB1F
・電話番号:03-5938-8633

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