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モテるための努力が実を結ばない理由

  • 2017.10.11
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モテるために努力をして、実際にモテるようになる女子もいれば、そういう努力がまったく実を結ばない女子もいますね。両者のちがいは、いったいどこにあるのでしょうか?

■足し算をやめてみては?

たとえばモテるための努力として、「モテ髪」をネットで探して、そこで紹介されているヘアアレンジを真似する、というのがありますよね。モテ服をネットで探して、そういう洋服を買いに行く、というのもありますね。


そういう努力って、ある意味ではいいことです。知らないより知っていたほうがいい、とも言えるから。モテ髪やモテ服をまったく知らないで、100%自己流でやっても、モテる人はモテるのだろうと思いますが、知っていることは、あるていど多いほうが有利でしょうし、生きていて楽しいですよね。


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で、そういう努力をしても、さっぱりモテない、という人は・・・・・・足し算をやめてみては?
足し算というのは、今のじぶんにない能力をどんどん足していくこと。今のじぶんにモテるためのヘアアレンジを足して、モテるための洋服を足して・・・・・・というかんじで、どんどん足すこと。これをやめるというのは、いったいどういうことなのか?

■今あるじぶんを生かすということ

足し算をやめたら、どういう戦略でモテるようになるのか?といえば、今あるじぶんを生かすことです。
たとえばネガティブな性格を生かす、とか。もっと具体的にいうなら、たとえば髪の毛のくせ毛をそのまま活かすようなヘアスタイルに、美容師さんにお願いしてみるとか、つまり今のじぶんを隠すのではなく、生かす(活かす)、ということです。


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「もっとこうしないとモテない」「もっとこういうものがないとモテない」という発想でモテるための努力をしても、それが実を結ぶことはきわめて少ないのです。


わかりやすく言うなら、たとえば「じぶんを変えたい」と思って、自己改造セミナーに通う人がいます。いわゆる自己啓発セミナー。そこでいいことを教えてくれたとしても、頭でそれを学んでも、生き方や持って生まれたものは、なかなか変わらないんですね。


「変える」ための努力には、無理がかかります。「変える」というのは、たいてい「今じぶんが持っていないもの」を付加する、という発想に支えられているから。


そうではなく「今じぶんがもっている能力を引き出す」ことが大切。1本の木から仏像を彫りだすように、今のじぶんの心のなかから、「じぶんがすでに持っている素晴らしいものを掘り出す」のです。

■掘り出すということ

もっと具体的にいうと、「じぶんがやっていて心地よくないことは一切しない」ということです。無理にモテる人格になろうとしても、結局のところ無理している感じが表に出ちゃいますよね。


そうではなく、心地いいと思えないことはやらない、こういう生き方をすることで、じぶんの心が解放されてきます。解放されてきたら「じぶんなりのモテ方(つまり、じぶんのいいところを他者にアピールすること)」がわかってきます。


どんなにモテない人だって、その人なりのいいところを持っています。無理な努力をするのではなく、もともとあなたが持っている「いいところ」を、うまく掘りだしてあげてください。それだけでモテるようになります。(ひとみしょう/文筆家)


(ハウコレ編集部)
(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)

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