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さつま芋好きなら一度は食べてほしい! 老舗の大学芋専門店

  • 2017.10.5

さつま芋の香り漂う、どこか懐かしい癒しスポット

大田区北馬込の大学芋専門店「甘藷 生駒(かんしょ いこま)」。木の温もりが感じられる可愛らしい店の前には、店名の書かれた看板と立て看板があるだけのシンプルな玄関口。大きいガラス窓から店内の様子を覗いてみると、商品だけでなく作業場の様子まで見ることができます。

店内に入ると、真っ先に目に飛び込むのはショーケースの中に並ぶおいしそうなさつま芋スイーツ。造りは新しいものの、昔ながらの甘味処という雰囲気に懐かしさを覚える人も多いとか。

創業90年の歴史を持つ地元から愛される名店

かつて店主の祖父が兄を頼って上京し、昭和5年にさつま芋問屋を開業したのが、お店の始まり。その後、さつま芋問屋から石焼き芋屋などへの卸売り、そして現在の大学芋専門店に形を変えつつも、親子3代にわたってさつま芋一筋で今のスタイルを創り上げてきました。

さつま芋へのこだわりは、地元の人はもちろん、遠方から訪れる人もいるほど、多くの人の心を掴んでいます。

素朴な甘さとなめらかな食感の「スウィートポテト」

さつま芋本来の素朴な味を活かした甘さ控えめの「スウィートポテト」。きめが細かくなめらかな食感や、コロンとした小ぶりなサイズも、人気の理由です。さつま芋の優しい甘さがやみつきになります。

さつま芋そのものの甘さをより味わいたい人には、シンプルな「ふかし芋」もおすすめ。一晩、薄い塩水に漬けることで、甘さをより引き出しています。

長年愛されてきた味! お店の定番商品「大学芋」

「大学芋」は、必ず一つは注文してほしい一番人気の看板メニューです。カリッと揚げたさつま芋にたっぷりと蜜を絡めて、黒ゴマをまぶした昔ながらの大学芋。一口頬張ると、控えめな甘さがどこか懐かしく、いくらでも食べられそうな一品。

歯ごたえがあって小さな子どもには少々食べにくい大学芋ですが、こちらのお店では「大学芋 うす切り」というメニューもあります。子どもたちにも人気商品で、これだけを目当てに来店する人も多い定番メニューです。

甘藷生駒が長年愛されてきた理由

自然の恵みであるさつま芋は、どうしても季節によって多少の良し悪しがでてしまいます。それでもなお、できるかぎり同じクオリティーで商品を提供できるよう、日々製法を工夫。

定番メニューの「大学芋」も季節によって揚げ方を変えることで、いつでも甘藷生駒の味を保つことができています。シンプルなお菓子ながらも、そのおいしさは代々の店主が試行錯誤の末に生み出した歴史を感じさせる味。ぜひ、味わってみてください。

東急大井町線「荏原町駅」から徒歩8分、「馬込駅」からは約150mの距離にあります。駐車場はないため、公共交通機関による来店をおすすめします。シンプルでクセのない素朴な甘さは、さつまいも好きはもちろん、多くの人に癒しと笑顔をくれる味です。

スポット情報

  • スポット名:甘藷 生駒
  • 住所:東京都大田区北馬込2-27-11
  • 電話番号:03-3774-2955

※本記事上の情報は公開時点のものになります。最新情報は公式ホームページにてご確認ください。

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