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お葬式の必須アイテム! 1つは持っておきたい“数珠”の選び方

  • 2015.1.6
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【女性からのご相談】

新婚です。関東の出身ですが、関西出身の男性と結婚しました。先日、お姑さんが遊びに来たときに、数珠を持っていないなら、買っておくように言われました。どんな物を選んだら良いのでしょうか?

●A. 数珠は宗派で形が違います。各種の宗派に使える略式の数珠を選ぶのも一つの方法です。

ご相談ありがとうございます。フリーライターのパピルスです。

結婚すると、結婚相手の育ってきた実家やその地域との関わりができ、初めて知ることや驚くことが多々ありますよね。お葬式や結婚式などのしきたりについては、特に地域差が大きいようです。

●数珠は用意しておいた方がいいの?

お葬式などで数珠は誰しもが必ず持たないといけないかというと、そういうわけではありません。例えば、キリスト教徒の方は持たないように、信仰上の理由やご自身のポリシーがあって持たない方もいらっしゃいます。

ご相談者様は、今まで数珠をお持ちでなかったとのことですが、ただ“購入のきっかけがなくて持っていない”ということであれば、これを機会に用意しておかれても良いのではないでしょうか。

お姑さんが早めに言ってくださって良かったと思いましょう! 実際にお葬式に参列してから、「持ってないの?」と言われると居心地悪いですよね。

●どんな数珠を選ぶべき?

まず、数珠は男性用と女性用で玉の大きさが違うので、ご主人と共用することはできませんのでご注意ください。

数珠は厳密には宗派によって、一連、二連の違い、玉の数や房などに違いがあります。嫁ぎ先のお姑さんに宗派を確認し、どういった数珠を用意すれば良いか教えてもらいましょう。「どんな物でもいい」と言われたら、各種宗派で使える略式の片手用数珠を用意すると良いでしょう。

数珠の色はさまざまにありますが、そうそう買い替えるものでもありませんし、年齢を問わずに使えるシンプルで地味目の物を選んでおくと長く使えますね。

●どこで買う?

大きなお寺やお寺周辺の参道にある仏具店のほか、百貨店や大型スーパーの冠婚葬祭コーナー、種類は限られていますがコンビニで扱っている場合もあります。ご自身で好みの色味を選びたい場合は、数多くの数珠を扱っている仏具店やインターネット通販がおすすめです。

数珠は必要になってから探そうと思っても、そういったときにはバタバタして時間的に難しいかもしれません。1月の初詣や2月の節分など、ご相談者様がお寺にお参りに行くことがあれば、ぜひお気に入りの数珠を探してみてくださいね。

【参考リンク】

・冠婚葬祭の心得 | 住友生命(http://www.sumitomolife.co.jp/busi/b1.html)

(ライタープロフィール)

パピルス(フリーライター)/初めましてパピルスです。23歳で結婚して転勤族の妻、いわゆる「転妻」に。以来関東、関西、四国を平均2年毎に転々とする引越生活に突入。途中、夫の長期出張に帯同し、乳飲み子を抱え3か月毎にウィークリーマンションを転々とする日々も1年間経験。独身時代からの引越と長期滞在を合わせると、10都道府県、13市町村に居住。引越は合計8回に。自身の引越経験を元に、引越準備や引っ越し後の生活の作り方、人間関係、親子関係などを中心に執筆活動中。1児(男の子)の母。

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