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ヒートアップすると大変! 子どもの前で夫婦喧嘩した時の対策3つ

  • 2015.1.6
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【ママからのご相談】

小学生2年生と幼稚園年中の子どもがいます。旦那とは折り合いが悪く、しょっちゅう口論をしています。子どもの前ではケンカはやめようと言ってるのですが、ヒートアップすると理性を忘れて、お互い罵り合いをしてしまいます。でも、後で冷静になると、「しまった。子どもに見られた」と自己嫌悪になります。そもそもケンカをしなければいいのですが、色々と問題を抱えていてそうもいかず……。どうすればいいでしょうか。

●A. 見られても大丈夫な対策がちゃんとあります。

こんにちは。ライターのakiです。

子どもは両親の不仲に敏感です。ましてやケンカの現場を見てしまうと、不安定な気持ちになり、成長面や成績面で影響が出てくるとも言われています。子どもたちの前ではケンカを控えたいところですが、ご家庭により問題はさまざまです。

そこで、今回は見られてしまった場合に焦点を絞り、その対策を考えてみたいと思います。

●夫婦ゲンカを子どもに見られてしまったときの対策3つ

●(1)夫婦ゲンカを見られてしまった後は必ず仲直りの場面も見せること

米国ノートルダム大学のカミングス博士の実験によれば、両親のケンカを見てしまった子どもたちのうち、3人に1人は大声で叫んだり怒り出したりと情緒不安定な反応を見せましたが、あることをしたところ、96%の子どもが冷静さを取り戻したといいます。

それは、両親が仲直りしている様子も目撃させることだそうです。

どんなに激しい口論やケンカでも、解決しさえすれば、子どもにとってはめでたしめでたしと気持ちを切り替えることができるのだそうです。ですから、もしも子どもたちにケンカを見られた場合は、必ず和解をする場面も見せることが必要です。

そうは言っても、旦那さんもしくは奥様と面と向かって仲直りがなかなかしにくい……という方は以下の方法もあります。

●(2)普段から子どもたちに夫婦お互いの尊重姿勢を見せること

あるデータ(同カミングス氏実験)によると、夫婦のいさかいは、軽いものから重いものまで、平均して1日に8回はあると言われています。また、いくら隠れてケンカをしても子どもの45%は夫婦ゲンカに気付いてるとも言われています。

ですから、無理に隠そうとせず、普段から先手を打っておくといいでしょう。

お互い、相手がいないところで、子どもたちに、「パパはいつもママに感謝しているよ」「パパがいてくれるからママは幸せなの」など両親がお互いを信頼していることを子どもたちに伝えるといいでしょう。

子どもたちは、普段から両親の絆がしっかりあるとわかれば、たとえケンカを目撃したとしても、「ケンカするほど仲がいいんだね」と、案外あっさり受け流してくれます。

●(3)家族でのイベントやお出かけをきちんと実施すること

子どもたちのイベントのみならず、パパやママの誕生日や結婚記念日など家族でのお祝いをしっかりしておくといいでしょう。

子どもたちは、少々のケンカをしても、家族での楽しい出来事が頻繁にあれば、「なんだかんだ言っても仲のいい家族」と認識してくれます。

また、旅行や買い物、外食などケンカの後のお出かけフォローをするのもいいでしょう。思い切って外に出てしまえば、子どもたちは親のケンカを目撃したことよりも、みんなで過ごした印象の方が強くなります。その際は、両親もケンカを持ち込まず、大人の対応で一緒に楽しむことです。

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一番良いのは夫婦ゲンカをしないことですが、そうも言ってはいられません。もしうっかり子どもの前でケンカしてしまったらぜひ上記のことを思い出してください。

(ライタープロフィール)

aki(中高英語教員)/大学卒業後、出版社に就職。グルメや旅行など様々な特集や冊子を企画出版する。その後取得している小学&中高英語教員免許を使わねばと、私学中高一貫進学校で英語の教員として働く。児童英語講師、塾講師、家庭教師なども経験。幼児教育から大学受験まで全て現場を見てきた経緯あり。現在は一卵性双子姉妹の母として育児をしつつ、カルチャースクールの講師をしたり自宅で翻訳や執筆に携わる。ハワイが大好きでハワイアンリトミック講師資格も取得。近い将来、双子と一緒に親子ハワイ留学をするのが夢。

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