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いい女を目指すならタイツは毎年新調すべし! おしゃれを台無しにする毛玉タイツに注意【アラサー女子のおしゃれ道】

  • 2015.1.6
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冬の寒い季節、下半身を冷やすことはアラサーにとって御法度ですよね。でも、もこもこ着膨れするのは避けたいから、冬のおしゃれにタイツは手放せません。特に今季はスカートが当たり年ですから、タイツを利用して、寒さを気にせず旬度を上げましょう。

最も一般的なのは「黒タイツ」。流行も関係ありませんので、毎年はいている人も多いのではないでしょうか。

ところであなたはこの「黒タイツ」、どのくらいの頻度で買い替えていますか? 何年も同じものをはき続けているという人、結構いるというデータがあります。「まだ破れていないから」「デニール数が高くて丈夫だから」「伝線しないから」「サポート力もまだちゃんと残っているし…」と思っている人、多いかもしれません。

ところが何年もはき続けているタイツの古さは、意外と自分以外の人にバレていたりするものなのです。

タイツは地味な存在ですが、着用すると面積が広いため、意外と人から目につきます。あなたも通勤途中のエスカレーターや階段で、前を歩く人のタイツをジロジロ至近距離で見たことはありませんか? 毛玉ができていたり、部分的に繊維が摩耗していたり、黒の色が薄くなっていたり、横に引っかき跡ができていたり。

モソモソと古くなったタイツの質感は、エレガントとはほど遠く、せっかくの着こなしを台無しにしかねません。生活に疲れたおしゃれとは無縁の“おばちゃん感”を想像させてしまいます。

むしろ、おしゃれをしていればいるほどタイツのボロさが際立ち、細部にまで気を配れないことを印象づけてしまう結果に。たとえるならば、せっかくおしゃれしているのに、ツメに塗ったマニキュアがハゲハゲな人…。あのがっかり感に似ています。

「家の鏡で見た時にはそんなことはなかった」とあなたは言うかもしれません。実は落とし穴はそこ。室内の照明では光の影でマットに見えていたタイツも、太陽光の下では、摩耗し薄くなっている部分がくっきりと見えてしまうこともあるのです。

タイツは決して高いものではないので、できるだけ毎年新調し、3~4本をローテーションさせ、同じぐらいの速度で劣化するよう気をつけましょう。

さて、今季のタイツトレンドは、スカートと合わせやすい60デニール。マットすぎずシアーすぎないからカジュアルにもきれいめにも使いやすく、適度なサポート力があるので美脚力も高く優秀です。そして色はチャコールグレーが人気です。

またボトム丈によってデニール数を使い分けるのなら、40・60・80デニールの3タイプを揃えておきましょう。たとえばスカート丈が短い時は、マットでカジュアルな脚に見えるよう80デニールで。また丈が長めのミディスカートなら、40~60デニールなどで女らしい足元を演出。パンツなどでほとんど脚の見える面積が少ないなら40デニール以下で透け感のあるものがよいでしょう。

美は細部にこそ宿るもの。地味な存在のタイツですが、上質なものを身につければ、それだけでぐっと女っぷりが上がりますよ。

(坪田あさみ)

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