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アリシア・キーズとステラ・マッカートニー、乳がん意識向上キャンペーンを支援。

  • 2017.9.29

アリシア・キーズ。Photo: Splash/AFLO
アリシア・キーズがステラ・マッカートニーと共同で、乳がんの意識向上月間であるブレスト・キャンサー・アウェアネスのキャンペーンを支援している。ステラは今回のチャリティーの基金を募るため、ピンクで展開するオフィーリア・ウィスリングの下着ラインを限定生産し、その広告にアリシアが参加した。

売り上げの利益はニューヨーク、ハーレムにあるメモリアルスローンケタリングがんセンター、及びイギリスのリバプールにある、乳がんで亡くなったステラの母の名を冠したリンダ・マッカートニー・センターに寄付されるという。

『ハーパーズ・バザー』のオンライン動画を通して、今回の取り組みが自分にとってとても意味のあることであると2人は打ち明けている。ステラは「世界で19秒に1人の女性が乳がんを申告されているの」と話し、アリシアは「だから私はオフィーリア・ウィスリングのランジェリーセットを身に付けて支持を表明するわ。収益の一部はハーレムにあるメモリアルスローンケタリングがんセンターに寄付されるの。これは私にとって本当に重要なこと。ハーレム出身の私にとってね。母も乳がんの克服者だしね。これまでその話を公にすることはなかったけれど」と続けた。

一方のステラはこう語った。「女性がまだ十分な知識を持っているとは思わない。19年前に私は母を乳がんで亡くした。母は孫の顔を見ずに逝ったわ。そして私の子供は母に会えなかった。だから今、私たちが乳がんの意識向上のために立ち上がっているの」。

また、2人は乳がんの確認、検査に関する大切さも女性に気づいて欲しいという。

アリシアはこう付け加えた。「そして話題を提供し、タブーを壊し、皆に検査に行ってもらうためにも。最近アフリカ系アメリカ人の女性は白人女性に比べて42%も乳がんの死亡率が高いことを知ったわ。私たちには早期発見と適切な処置を得る機会がまだ足りないの。このキャンペーンが本当に重要なのはそういったことに関する意識を人々が向上させるべきだからでもあるわ」。
参照元:VOGUE JAPAN

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