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パリ・国立オペラ座で、新シーズンがスタート!

  • 2017.9.28

9月21日、パリ・国立オペラ座(Opéra National de Paris)にて、2017/18シーズンの幕開けを記念するガラ公演&ディナーが、開かれました。

 18:30にドア・オープンとなると、レッド・カーペットに次々とセレブが到着!シャガールのフレスコ画が天井を飾る劇場は、1時間後にはスモーキングやロングドレスで着飾った観客たちで満杯に。幕開けは、「バレエのデフィレ」。パリ・国立オペラ座ダンス・スクールの幼い生徒たちから堂々たるエトワールまで、各レベルのダンサーたちが行進する”挨拶”です。続いては今年からパリ・国立オペラ座のレパートリーに加わった、「牧神の午後」(Faun)。ロシア・バレエ団の有名な演目が、さらにアヴァンギャルドな振り付けで披露されました。

幕間のカクテルを挟んで第二部は、同じくパリ・国立オペラ座にとっては新しい演目のひとつ、「3つのジムノペディ」(Trois Gnossiennes)。そして終幕は、ジョージ・バランシン(George Balanchine)の振り付けによる、「ダイアモンド」(Diamants)。これはエメラルド、ルビーと合わせた3部作、「ジュエルズ」(Joyaux)からの抜粋です。チャイコフスキーの曲、クリスチャン・ラクロワによるコスチュームも圧巻なこのクラシックな演目は、10月12日まで同劇場で公演中。

 

その後は、オペラ座内のフォワイエにて着席ディナー。そして階下のロトンド(円形広間)でアフター・パーティが行われました。会場は、ファッション・ショーのコンセプトとプロダクションで知られるアレクサンドル・ドゥ・ベタク(Alexandre de Betak)と、ナイトクラブやレストランのプロデューサー&アーティストのアンドレ・サライヴァ(André Saraiva)によるアート・ディレクションで、メキシコをテーマにカラフルな花で飾られました。ちなみに同イベントのスポンサーは、ロレックス。

パリ・国立オペラ座の2017/18シーズンのプログラムは、ウェブサイトでチェックして。Eチケットなら、Ticket exchangeのメニューで簡単に売買も可能です。人気プログラムはすぐにソールドアウトになってしまうので、早めにオンライン購入を!

ガラのゲストたち。左:本誌10月号でも紹介したインフルエンサーのソフィア・サンチェス・ドゥ・ベタク。右:女優でクロエのアンバサダーでもあるクレモンス・ポエジー。Courtesy Ballet de l’Opéra national de Paris

エトワール・ダンサーたち。中央はパリ・国立オペラ座ダンス部門のディレクター、オーレリー・デュポン(Aurélie Dupont)。左から3番目はマリーアニエス・ジロ(Marie-Agnès Gillot)、右から2番目はドロテ・ジルベール(Dorothée Gilbert)。Courtesy Ballet de l’Opéra national de Paris

「デフィレ・デュ・バレエ」。ダンス・スクールの生徒たちからプルミエ、コー・ドゥ・バレエ、そしてエトワールまでのダンサーたちが、大集合。Courtesy Ballet de l’Opéra national de Paris

シディ・ラルビ・シェルカウイ(Sidi Larbi Cherkaoui)の振り付けによる「Faun」。音楽はクロード・ドビュッシー、コスチュームはフセイン・チャラヤン。Courtesy Ballet de l’Opéra national de Paris

ハンス・ヴァン・マネン(Hans van Manen)の振り付け、エリック・サティのピアノ曲による「3つのジムノペディ」。 Courtesy Ballet de l’Opéra national de Paris

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