秋冬の着ぶくれ予防に効果的。背中の華奢見せを叶える簡単“チェアエクサ”で姿勢美人に

夏も終わりボディラインの露出が減ってきてシェイプアップを意識する回数も減ってきていませんか?! 徐々に気温が下がってくると外出さえも億劫になりますが、そのまま体を動かさないでいるのは心身共に良くないのはみなさんもお気付きの通り。そこでオススメしたいのが、自宅やオフィスの休憩時間など、椅子があるところで気楽に取り組める簡単チェアエクササイズです。

今回はボリューム感のあるアウターやトップスを着用するこれからの季節にピッタリな、着ぶくれを予防して背中の華奢見せと美姿勢を叶えるチェアエクササイズの方法を紹介します。

背中や肩甲骨周りのシェイプアップに効く「ローイング」

秋冬の装いになっても意外と隠しきれないのが背中や肩甲骨周りのムッチリ感。さらに猫背であれば、どんなに素敵なコーデをしても魅力が半減してしまいます。そこで背中や肩甲骨周りの引き締めを叶えるためにも鍛えたい筋肉が「菱形筋」。椅子に座ったままでできる「ローイング」でしっかりアプローチしましょう。

なお、実践する際は安全に行うためにも座面が回転しない安定感のある椅子で使用しましょう。

【ローイング】

（１）背筋を伸ばして浅く椅子に座り、腕を肩の高さで真っ直ぐ前に出す（手のひらは下に向ける）

（２）肩甲骨を寄せるように肘を曲げながら腕を引く（手のひらは上に向ける）

（１）～（２）の開閉を１回とカウント。回数は１セット10～20回、１日あたり１～２セットを目安に実践します。

エクササイズ効果をしっかり得るためのポイント

この「ローイング」の効果をしっかり得るためには「ひじを背中の後ろで合わせるような意識で腕をしっかり引く」ことになります。

また、エクササイズ中に上写真のように肩をすくめてしまうと十分な効果が得られない上に、体を痛めてしまう原因にもなりますので気をつけましょう。

１つ１つの細かな動きを回数を重ねてじっくり筋肉に効かせるチェアエクササイズは、椅子さえあればスキマ時間でどこでもできてしまうのが嬉しいポイント。ぜひ機会を見つけてこっそり実践して周りに差がつくスッキリ背中を叶えてしまいましょう。

text：下重佳奈子 Kanako Shimoshige photo：Akihiro Itagaki model：AO エクササイズ監修：コシバフウタ（ミスワールドJAPANサポートトレーナー／トレーナー歴３年）