ドルチェ＆ガッバーナ、華やかなトランプモチーフにテンションUP。全106ルックで見応えたっぷり。

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トランプモチーフをはじめ、野菜やフルーツなどのマーケットを連想させるユニークなデザインも登場。ドルチェ＆ガッバーナが発信する愛に満ちた全106ルックで会場の盛り上がりも最高潮に。

 天気に恵まれたミラノコレの最終日。大きな盛り上がりを見せたのはドルチェ＆ガッバーナだ。「クイーン オブ ハート」がテーマの今シーズン、会場に巨大なトランプを設置。宙に浮いたトランプは上下左右に移動したり、くるくる回転したりしている。会場にはアメリア・グレイ・ハムリンやソニア・ベン・アンマー、オースティン・マホーン、 キャメロン・ダラスといった若きセレブたちがショーのはじまりを待ちわびていた。

 ここ数シーズン、セレブ2世やユーチューバーといった絶大な影響力を持つミレニアルズをモデルに選出してきたが、今回はレックス・ハール（Lex Herl）、マニュエラ・サンチェス（Manuela Sanchez）、コン・ヒー（Cong He）、ラストルックを務めたマールチェ・フェホーフ（Maartje Verhoef）など、フレッシュなモデルを起用してきた。

序盤は黒のレースやシースルーのランジェリー、ドレス、スーツが並ぶ。徐々に華やかさを増し、「L'amore（愛）」やハート、トランプのクイーンをモチーフに  「LOVE IS BEAUTY」のメッセージを発信。

そして色とりどりの野菜や果物たちがいっそうコレクションを鮮やかに。エンドウやラディッシュ、レモンのプリントを施したシャツやドレス。バッグにはニンジンを詰め、マーケットを連想させる。デコラティブな装飾に混じって巨大なオレンジやナスのイヤリングも登場した。

フィナーレでモデルたちはオールブラックのアイコニックな黒のランジェリーを身に纏い一斉にランウェイへ。盛り上がりは最高潮に達した。
参照元：VOGUE JAPAN