ボッテガ・ヴェネタ、ダスティカラーでエレガントに。ガーバー兄妹やテイラー・ヒルなど人気モデルが集結。

ダスティーなカラーパレットを採用したボッテガ・ヴェネタは、パステルカラーよりも大人っぽい雰囲気。17世紀に建てられた趣のあるパラッツォ・アーキントに負けず劣らずエレガントだ。

会場とマッチしていたのは、今シーズンのトーマス・マイヤーのインスピレーション源もまた建築物だったから。建築家ロバート・アダムスが設計したケドルストン・ホールの大理石の部屋からヒントを得て、ベージュやブルー、ピンク、グリーン、ライラックといったニュアンスカラーをルック毎に多様に取り入れている。

カラーパレットとは相反し、メンズもウィメンズもシルエットはシンプル＆スポーティ。しかし装飾に目を向けると、アイレットやスタッズ、アニマル柄を多くのアイテムに加えてアクセントを効かせている。60年代風のスカートスーツやフリンジを施したドレスやトップスからはカジュアルなグラム感が漂っていた。

今回のメンズとウィメンズの合同ショーでは、ガーバー兄妹の共演をはじめ、ハディッド姉妹やヘイリー・ボールドウィン、テイラー・ヒルなど、今をときめくトップモデルたちがランウェイに登場し華を添えた。
参照元：VOGUE JAPAN