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プラダ、コミック柄のルックでフェミニズムを提唱。日本人漫画家オノ・ナツメの作品も登場。

  • 2017.9.23

【さらに写真を見る】プラダ、コミック柄のルックでフェミニズムを提唱。日本人漫画家オノ・ナツメの作品も登場。
フェミニズムを提唱し続けてきたミウッチャ・プラダは、メンズの2018SS同様にコミックや漫画を多様。カラフルでスポーティなバッグは要チェック!

巨大な会場の壁や天井は女性のマンガやコミックで埋め尽くされている。コンテンポラリーアーティストや1930年代から1960年代に活躍したアーティストたちの作品だ。中には日本人漫画家のオノ・ナツメが書き下ろしたイラストも! 見ていて飽きない会場に多くの人が見入っていた。

今シーズンもフェミニストを提唱し続けてきたミウッチャ・プラダならではの視点で、エネルギッシュかつ強い女性像を表現した。コートやシャツなど、服のディテールにもコミック要素が満載。バッグやピアスは日常のコーディネートに取り入れやすそう。

さらに、スカートやレインコートには、シワや生地の重なる部分にひとひねり加えていて、まるでインク印刷をしたかのよう。ゼブラ柄やレオパードといったアニマルプリントを部分的にあしらったり、ビーズの装飾を効かせて、1980年代のロンドンやNYのクラブファッションやストリートシーンを連想させるDIYエネルギーも感じられた。

会場の雰囲気をはじめ、コミックプリントやスポーティなハイソックスはメンズの2018年春夏コレクションでも登場。性差の境を超えたデザインにもミウッチャのメッセージが込められているのかもしれない。プラダのオフィシャルインスタグラムには、コマ割りされた漫画のムービーがアップされている。ルックやディテールを写したミウッチャのこだわりが垣間見える投稿も合わせてチェックして。

参照元:VOGUE JAPAN

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