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『コード・ブルー』山P、死なないで! 衝撃の最終回、3組の恋愛とその行く末は?

  • 2017.9.16
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いよいよ9月18日に最終回を迎える『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)。先日放送された第9話では、地下鉄線路内での土壌再崩落に藍沢(山下智久)が巻き込まれるという衝撃のラストシーンに、ショックと戸惑いを隠せないファンが続出…。

なぜこんな事故にまきこまれてしまったのか。3rdシーズンで起こったことをおさらいしつつ、藍沢たちが立ち向かってきたことを検証していきたい。

■人手不足の救命センターはどのように変わったのか?

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人手不足に悩んでいた翔北救命センターに、脳外科医として活躍していた藍沢、周産期医療センターで産科医療の道に進んでいた緋山(戸田恵梨香)が戻ってきた。

救命には新人フェローがいたのだが、横峯(新木優子)は現場に恐怖心を抱いており、灰谷(成田凌)は自信がなく常にオドオド、名取(有岡大貴)はヤル気なしのへそ曲がり…3人揃って、とにかく使えなかった。

だが、白石(新垣結衣)の優しい指導と藍沢のツンデレ指導などの甲斐もあり、いまでは見違えるほどに急成長。灰谷は精神疾患を抱えるものの、克服したいと前を向いており、白石率いる救命チームはひとつになりつつあった。

■ガッキーは山Pに投げかけた言葉の真意は?

藍沢は、1席しかないトロント大へのレジデントを新海(安藤政信)と競っており、症例数を稼ぐためというのも救命に戻ってきた理由のひとつだった。

そんな藍沢がずっと固執しているのが天才ピアニスト・天野奏(田鍋梨々花)のこと。序盤から奏に脳腫瘍があることを「理不尽だ」と話し、藍沢らしからぬ手術前に奏に「大丈夫だ」という発言とともに執刀を約束。

だが、新海が藍沢へのライバル心から、ひとりで手術を強行。結果として約束を果たすことができず、奏の手には後遺症が残ってしまったことで「俺だけが夢を追うわけにはいかない」と責任を感じ続けてきた。

第9話で白石が話した「藍沢先生ってそんなだった? 9年前のあなたは違った」という言葉は、1stシーズンから観続けてきたファンのだれもが抱いてきたヤキモキの代弁でもあった。

チームの大切さやチームプレイの楽しさを感じ始めたのかもしれない。でも、やっぱり藍沢の“一匹狼”的なカッコよさを期待してしまう。ウジウジと悩む藍沢ではなく、“根は優しくて頼りになる”そんな藍沢がやっぱり好きだ!

しかし最終回を前に、藍沢が土壌の下敷きになるとい緊急事態が発生! トロント大に行くか行かないかという以前に、生きるか死ぬかというまさかの展開に…。藍沢の“からだ”はもちろん、エースとしての“心”の復活を信じたい。

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■描かれた3組の恋愛模様…その行く末は?

3rdシーズンでは、30代半ばに突入したオリジナルメンバー5人の恋愛模様にも注目が集まっていた。第1話で、早くも藤川(浅利陽介)&冴島(比嘉愛未)の同棲・妊娠が発覚。その後、冴島の毒ガス騒動を乗り越え、2人は結婚を決意するが、冴島の流産という悲劇に見舞われる。だが冴島復帰後は、調子のよい藤川にピシャリとツッコむ冴島という夫婦漫才とも言えるおなじみのやりとりが帰ってきた。

それにしても藤川は、男として急成長を遂げた。1stシーズンでは口だけのお調子者だったが、3rdシーズンでは藍沢に勝るとも劣らない“デキる医師”に。鋭い眼差しで処置をする姿はやたらとカッコよく、冴島にノロける姿は愛らしい。本当いい男になったなぁ…いまでは、冴島が惹かれるのも納得しかない。

そして、恋愛物語の中心人物となったのは緋山。渓流で負傷して救命に運ばれてきた料理人の緒方(丸山智己)と、互いに言いたいことを言い合いながら心を通わせていく。かつてない幸せそうな表情を見せる彼女だったが、第9話では「いずれ緋山先生は俺といる時間が楽しくなくなる」「もう会うのはよそう」と突き放されてしまう。あまりに自分本位の発言に、緋山先生を傷つけないで~と思うが、おや? これは名取にも可能性がある…のか!?

これまでも、緒方にわかりやすく(かわいらしく)嫉妬してきた名取だが、先日もド・ストレートに「緋山先生がいないならここに未練はないです」と告げるなど、いまだ片思いしているのは一目瞭然。さすがに緒方がダメなら名取…ということは考えにくいが、それは本人のみぞ知る。緋山が医師として、そして女性として、どんな決断を下すのか楽しみだ。

そしてそして、忘れてはいけないのが「救命にはお前がいる。お前はおもしろい」という思わせぶり発言で、白石との恋愛に発展するのかと視聴者を翻弄しまくった藍沢。新海が白石を食事に誘い藍沢は嫉妬しているのかと思えばそんなこともなく、白石のお昼寝姿もそろりそろりとスルー。互いに「頼って欲しい」といった話を交わすものの、基本的にはすべて仕事上の話のみ。

第9話では「近くにいても遠くなる、そんな関係はイヤ」と白石が発するが、これを恋愛にこじつけるのは少々強引と言えそう。2人の恋愛には、医療を追求して欲しいと願うファンを中心に賛否両論あるも、それらもすべて藍沢先生が生きてこそ。恋愛成就じゃなくてもいいから、最後には藍沢と白石、そして、5人が笑いあう姿が見たい!

■地下鉄事故の結末は? 最終回の見どころチェック

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第9話では、橘(椎名桔平)の息子・優輔の心臓移植手術に搬送されるところまでが描かれたが、こちらも結末は最終回まで持ち越し。地下鉄線路内での崩落という悲惨な事故が起きただけに、同時進行している優輔の手術は成功すると願いたい。そして、藍沢の事故を知ったピアニスト・奏は、藍沢にどんな思いを抱き、その現実とどう向き合っていくのかも見逃せない。

前話のラストシーンでは藍沢が倒れている様子だけが映し出されていたが、予告には藤川が子どもを必死で助けようとするシーンも。冴島が執拗に藤川の命の心配をしていたのが何かのフラッグではないかとも勘ぐってしまう…。最後にむなしく響いた「私の大好きなチームはバラバラになってしまった」という白石のナレーション。本当に、このままチームはバラバラになってしまうのだろうか…!?

どんな結末を迎えるのかまったく想像ができない『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』。最終回は、9月18日夜9時から30分拡大放送。

【『コード・ブルー』おさらい】

(nakamura omame)

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