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日本でここだけ! 週3日営業のお蕎麦屋で”熟成そば”を満喫

  • 2017.9.15

女性が入店しやすい、美的センスが光る贅沢な空間

東京の葛飾区柴又にある「日曜庵(にちようあん)」では、他店とは一線を画すお蕎麦をいただけます。1戸建てのお宅のような外観で、店内は吹き抜けがあり、天窓から優しい光がこぼれ落ちる素敵なつくりです。テーブルは全て大工に特注したもので、美しく見えるよう計算しつくされています。

このお店をオープンする前、店主はお蕎麦の名店を食べ歩きつつ修行をしており、その際「男性向けの黒塗りのお店が多い」事に気がつきました。そのため、女性も入店しやすいお店作りにこだわっています。長年、広告映画監督をしていた店主が始めたお店で、その類稀なる美的センスがお店の随所にまで行き届いた”贅沢な空間”です。

金・土・日・祝日のオープン日にお客さんで賑わうお店

こちらは2001年の創業以来、15年以上愛されているお店。平日は蕎麦を自家製粉することに割いているため、お店は金・土・日・祝日のみオープンしているのが特徴です。その少ない営業日には地元の方はもとより、遠方からもお客さんが来店します。お蕎麦がなくなり次第閉店するため、閉店時間を前にお店が閉る日も珍しくありません。

お店で使っているお箸にまでこだわっており、「売ってほしい」という多くの要望に応えて販売するようになった逸品。蕎麦を入れる蕎麦箱も特注品で、箱が欠けることの無いよう四隅をカバーして使うなど、細部にまで美とこだわりが宿っています。

「粗挽きせいろ」は、「日曜庵」を語る上で外せない一品

「粗挽きせいろ」はお店の看板メニューです。こちらのお蕎麦は、3年間もの歳月、熟成させた日本で唯一の「熟成そば」。3年間寝かされたお蕎麦は、たんぱく質がうまみ成分のアミノ酸に変化するため、美味しさが際立つのです。

味わい深く、超粗挽きで、しっかり噛みしめていただくお蕎麦。一口目は、そばつゆでも、お塩でもなく、お水につけて食べる「水蕎麦」で召し上がってみましょう。挽き立て、打ちたて、茹でたてが1番とされるお蕎麦の概念が見事に変わるはずです。

虜になる「そばがき」と、美人な見た目の「玉子焼」

「そばがき」は店主が「究極のそばがき」と謳う、お店自慢の一品。その食感は「ふわっもちっ」としており、他のお店で提供される「そばがき」との違いは明らかです。このお品を一度食べたお客さんの多くは、リピーターになるほど。

また、「玉子焼」は焦げ目がなく見とれる程美しいお品。その麗しい見た目の玉子焼を、写真に収めるお客さんが殆どです。口に運ぶと、お出汁の味がしっかりと感じられ、柔らかな食感にうっとりすることでしょう。
※混雑時には注文を受けられない場合があります。

感動的な味! 徹底したこだわりのもと作られるお蕎麦

「日曜庵」では、長年良質なお蕎麦作りに携わってきた農家と契約し、最高品質の玄蕎麦を熟成させています。3年間大切に、徹底した品質管理の元熟成させた玄蕎麦は、「その日の分だけ」を石臼で自家製粉するこだわりよう。

更に自家製粉する際、日本には数台しかない「ソバの実の中でも赤くおいしくない粒を自動的に取り除く機械」を使用しています。こうして徹底したこだわりの元挽かれたそば粉を使用し手打ちされたお蕎麦は、香り高く豊かな風味と旨みで、私たちに驚きと感動を与えてくれるのです。

京成金町線の「柴又駅」から、徒歩5分程の距離。「帝釈天(たいしゃくてん)」から徒歩30秒程なので、合わせて訪れたいお店です。「日曜庵」でお蕎麦の概念が変わる、そんな絶品熟成蕎麦を是非一度味わってみてください。

スポット情報

  • スポット名:日曜庵
  • 住所:東京都葛飾区柴又7-13-2
  • 電話番号:03-5668-0084
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