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野菜が無理なくたっぷり食べられる「ガレット風ベジクレープ」【今日の時短ごはん Vol.23】

  • 2017.9.13
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こんにちは。料理研究家の越野美樹です。今回は、野菜嫌いのお子さんも、モリモリ野菜が食べられる「ガレット風ベジクレープ」をご紹介します。フライパンで焼くだけて手軽に作れるから、休日のブランチにもオススメです。

日本でクレープといえば、フルーツやクリーム、ジャムなどを巻いてはさむイメージですね。フランスでは、バターやお砂糖をかけておやつ感覚で食べる甘いクレープのほかに、食事としていただく塩気のあるクレープがあります。おかずを添えるクレープ、ガレットといえば、チーズとハムと卵が定番ですね。

©norikko - stock.adobe.com

今回は、生野菜や野菜のソテーなどを巻く「ガレット風ベジクレープ」をご紹介します。クレープ生地の材料は三つ。小麦粉と豆乳、塩だけです。卵を使わないから、作りたい分量で思いついたらすぐ作れるのもうれしいところ。
子どものお友だちが集まるパーティのメニューとしても便利です。冷蔵庫にある野菜で作れて、見た目も華やかな「ガレット風ベジクレープ」。
クレープを焼くのも、具材を包むのも、子どもと一緒に作るととっても楽しいですよ!

■「ガレット風ベジクレープ」
調理時間 15分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹

<材料> 4枚分
薄力粉 70g
豆乳 200g
塩 ひとつまみ

かぼちゃ 薄切り4枚分
オクラ 4本
ししとう 4本
ミニトマト 4個
きゅうり 2cm分
ピーマン 1/2個
パプリカ 1/4個
菜種油 大さじ2
塩 ひとつまみ

<作り方>
1、かぼちゃは薄い串切りに、オクラは縦半分に、ミニトマトは薄くスライス、きゅうりは角切りに、ピーマンとパプリカは輪切りにする。

2、フライパンを中火に熱して菜種油大さじ1を入れ、かぼちゃ、オクラ、ししとうと塩を加えて両面をソテーする。

3、ボウルに薄力粉と塩を入れて泡立器で混ぜ、真ん中に穴を開けて豆乳を加え、泡立器でよく混ぜる。

4、フライパンを中弱火に熱して菜種油を入れ、余分な油をキッチンペーパーで拭き取る。3の1/4の量をおたまですくって円形に入れ、表面が乾いたら裏も軽く焼く。

5、2とミニトマト、きゅうり、ピーマン、パプリカをのせて四隅を折る。

お好みで、マヨネーズやケチャップなどを添えていただいてもおいしいです。
モチモチの生地に包まれていると、苦手な野菜もいつのまにかぺろりと食べれちゃうから不思議。

フランスの家庭では、このように四隅を折りたたんだカンペール型にして、野菜をのせてナイフとフォークでいただくスタイルがほとんど。屋台風に、具材を巻いてラップクレープにしても楽しいですよ。

■「「ガレット風ベジクレープ」のアレンジ例
「ガレット風ベジクレープ」には、どんなおかずも合います。きんぴらごぼうやひじき煮などの地味なおかずも、青菜やレタスなどの苦い野菜も、クレープの具にしてしまえば、お子さんも食べやすくなりますよ。

●アレンジ1 ラップサンド風に

かぼちゃのマッシュサラダとひじき煮に、赤や黄色の彩り豊かな野菜を合わせて、見た目も楽しく! オーブンシートなどで包むと、中身が飛び出さず、手で持って食べやすくなります。

●アレンジ2 ロールクレープに

©norikko - stock.adobe.com

サラダをクレープ生地でクルクルと巻いて4等分にすれば、手軽なパーティメニューのできあがり! 手でつまめるフィンガーフードは、人気の一品になること間違いなし!

さつまいもやひよこ豆のマッシュ、炒め物、煮物、常備菜、なんでも包める楽しい「ガレット風ベジクレープ」。
簡単に作れて子どもも喜ぶ野菜の食べ方、ぜひお試しください。

(越野 美樹)

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