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シミ取り合戦はイマが肝!この秋のやっておきたい「内外美白ケア」

  • 2017.9.12
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今年の夏も暑かったですね。うっかり日焼してしまったあなた! 秋こそ”美白ケア”アフターケアをしっかりしてシミのない白肌をとりまどしましょう。
 

■シミができるメカニズム

夏の紫外線をいっぱい浴びたから、すぐシミができるというわけではありません。

シミの元となるメラニンは、紫外線を浴びると肌の基底層にあるメラノサイトというシミの工場で生成され、ターンオーバーにより肌の表面に押し上げられ、その後垢となって排出されます。
しかし、メラニンが過剰に作られたり、ターンオーバーが乱れたりすると、シミが増えたり、シミの部分が濃くなったりしてしまうのです。
 

■なぜ? 秋に”美白ケア”が重要なの?

シミに関係する紫外線は、”UV-B波”といいエネルギーが強く、チリチリ・ピリピリ・肌に炎症を起こしたり、表皮にダメージを与える、いわゆる日焼けしたと思う症状を起こしてしまう紫外線です。
この”UV-B波”は、9月頃からググッと減り、夏に比べ新たなメラニン生成が少なくなってくる時期、だから秋が蓄積したメラニンを追い出す絶好のチャンスなのです。
 

■秋からのオススメ美白ケア

肌のターンオーバーを正常化するためと、メラニンを排出を促すためにも”マッサージ”は効果大!

肌のすべりをよくするために、マッサージクリームやオイル、乳液などを使用し優しく丁寧にマッサージしましょう。

●簡単マッサージ法

両手で顔の内側から外側へ、下から上に肌が動かないくらい優しく、なでる感じでするのが基本です。

額は、中央からこめかみにラセンを描くように、小鼻は上下に指を動かし、口の周りは下唇の中心から上唇に、目の周りは、薄く最もデリケートな部分なので特に優しくマッサージしましょう。時間は3分くらいでOK。
保湿ケアをプラスすると更に効果倍増。普段より化粧水の量を増やしたり、美容液やシートマスクを取り入れるのも良いでしょう。

●オススメ美白成分

メラニンの生成を抑え、メラニン色素の還元、肌の調子を整える”ビタミンC誘導体”の入った美容液や、美白化粧品がオススメです。
また、シミはできなかったがダメージは受けたという肌には、アルブチン・こうじ酸・エラグ酸・トラネキサム酸などの美白成分がオススメです。
紫外線量が少なくなるとはいえ、”UVケア”日焼け止めは忘れずに……。
 

■身体の中からも美白ケア

”ビタミンC”(いちご・みかんなどの果物、レンコン・サツマイモ・ジャガイモ・白菜などの野菜)

肌の調子を整えたり、抗酸化作用やメラニン色素の生成を抑える効果があります。ビタミンCは体内に蓄積されないビタミンなので、毎日コツコツ摂取することが大切です。
”ビタミンE” (豆類・植物油・アボガド・赤ピーマン・ナッツ類)

抗酸化力が高く、新陳代謝を促進させる効果のあるビタミンです。
”リコピン” (トマト・赤い食材)

抗酸化作用があります。酸化の原因、活性酸素を除去し、メラニン色素の生成を抑えます。
”ビタミンA” (かぼちゃ・人参などの緑黄色野菜、ウナギ・鶏レバー・豚)

高い抗酸化力があり、活性酸素を抑えてくれます。油との相性が良く吸収が高まります。
上記の栄養素を意識しながら、バランスよく食べることが重要です。

秋の美白ケアは、外側と内側からしっかりケアしていきましょう。
シミ取り合戦はイマが肝!この秋のやっておきたい「内外美白ケア」はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

a.kumi

「コスメライセンススクール広島校」・「Beautystudio Gaiiery」の代表をしており、長年美容業界で携えた知識と技術で年齢に抗うことより心身ともに健康で美しく年を重ねる提案を発信中。

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