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夏の終わり、「シロクマ」に呼ばれる #深夜のこっそり話 #780

  • 2017.9.10
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週末、ドライブがてら群馬県立館林美術館に行ってきました。お目当ては彫刻家フランソワ・ポンポンの作品。動物をモチーフにした作品に、大きな革新をもたらしたと称されるポンポンの代表作のひとつで、ずっと見たいと思っていた『シロクマ』は、実物大の大きなものはパリのオルセー美術館で、小さなものはNYのメトロポリタン美術館と、こちらの館林美術館で見ることができます。ポンポンの動物作品は、細部をそぎ落としたなめらかなフォルムの美しさ、どこかユーモラスな愛らしさをたたえ、想像力をかき立てられるものばかり。極限までシンプルを追求した造形なのに、今にも動き出しそうなリアルさも感じさせます。豊かな自然に囲まれた、気持ちのいい美術館のロケーションとあいまって、いつまでも作品を眺めていたくなる素敵な場所です。(HPによると、現在は展示替えのため休館中、9/23から新しい企画展が始まります)

そんな中、目が釘付けになったのが六本木のペロタン東京で開催されているこれはもう、シロクマに呼ばれているとしか思えません。しっかりとスケジュールにメモしつつ、ダメ押しで鹿児島名産の「白くま」を用意。“シロクマな夜”を過ごすことにします。(エディターMT)


美術館でまず出迎えてくれるのが、バリー・フラナガンの「鐘の上の野兎」。躍動感あふれる作品です。

中央の三日月形の建物がポンポンの作品などがある展示棟。光がふんだんに差し込む、気持ちのよい空間でした。

ダメ押しの「白くま」で行く夏を惜しんで…

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