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“未婚でいる”という生き方

  • 2017.9.10
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平均初婚年齢は、2012年で男性が30.8 歳、女性が29.2歳、その後も着々と晩婚化が進行しています。

昔は、結婚して子育てをすることが当然の生き方でした。

結婚が人生の一部となっており、結婚することが一人前、結婚が義務だと認識されていました。

一方、現代は、生き方が多様化し、結婚すること・未婚でいることが選択肢の1つになりつつあります。

35歳までに結婚しなきゃ

さて、そうはいっても、女性の間では暗黙の了解として「子どもを産むには35歳までに結婚しないと」「35歳までに結婚出来ないと周りと差がついちゃう」「早く結婚することがステータス」「結婚しないという選択肢を選んでも、結婚出来ない女と見られそう」といった認識はありますよね。

子どもを作るため、一人でいることの寂しさから逃れるため、パートナーの居る老後を迎えるため、年齢の期限が到来してしまうから取り急ぎ…そのような結婚が本当に幸せになれるのでしょうか?

女性であれば、悩むところでもあります。

未婚の幸せ・既婚の幸せ

そもそも未婚でいるメリットとは…

・自由

・金銭的に裕福

・家族扶養の責任がなく気楽

・広い友人関係を保ちやすい

・異性との交際が自由

・住環境の選択幅が広い

・現在の家族との関係が保てる

・職業をもち社会との関係が保てる

一方、結婚するメリットは…

・精神的安らぎの場が得られる

・親や周囲の期待に応えられる

・愛情を感じている

・人と暮らせる

・社会的信用や対等な関係が得られる

・親から独立できる

・経済的余裕がもてる

・生活上便利になる

・性的な充足が得られる

既婚は幸せ?

2015年において、婚姻率は5.2、離婚率は1.77というデータが出ています。

ほぼ3組に1組が別れるということですね。

しかも、最近は熟年離婚が増加しているそう。

離婚してしまったら老後は一人です。

もし、子どもがいる状況での離婚になったら、子どもに愛情を注ぎつつ、学費や保険料、医療費など稼いでいかなければなりません。

また、35歳までに授かった子どもだっていつかは離れていきます。

自分が望むような生き方ではなく、海外で暮らす!なんて言い出すかもしれませんね。

子どもがいるから老後は寂しくない、子どもがいるから自分が老いたら介護をしてくれる、そんなことはありません。

未婚という生き方

未婚を選択するケースは人それぞれ、様々な理由があると思います。

本当に好きな人と出会わないから、趣味や仕事が楽しいのでそれらに専念したいから、自分だけを養って気楽に生きたいから…。

結婚と未婚のメリットやデメリットを考えると、どっちもどっちだと思うんです。

結婚して最期までパートナーと幸せに暮らせる可能性もある一方で、地獄の生活が待っている可能性もありますし、神様しか分からない運命のようなものですね。

ですから、周りと比較するのではなく、自分の中で「結婚」について考え、生きていく上で何に重き、何が幸せだと感じるのか、見つめていって欲しいと思います。

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