1. トップ
  2. ファッション
  3. ランニング事始め、今から始めて来年はフルマラソンも夢じゃない!? 

ランニング事始め、今から始めて来年はフルマラソンも夢じゃない!? 

  • 2015.1.3

お正月休みですっかりメタボ気味の皆さま。新しい年を迎えて、新しいことにチャレンジしたくてウズウズしている皆さま。そんな今こそ、ランニングを始めるチャンスです。

私が走り始めたのは、今から6年前のこんなお正月明けのある日。きっかけは、お正月太りであまりにも身体が重かったこと。村上春樹さんの著書「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んだこと。そして、冬晴れの空気があまりにも気持ちよかったことでした。

とりあえず、適当な格好で外に出て、15分くらい走ってみたのですが、まあ5分も経たないうちにゼエゼエ息は切れるわ、膝は痛くなるわ、走りの振動にやられて目は回るわ…。散々な思いをして、帰れないほど疲れる前にとっとと引き返したのでした。

でも何か気持ちいい…という感触が残り、以来6年間にわたって週1〜2回のペースで走り続けています。もっとも、レースに出るわけではないし2時間以上走ったことはほとんど無いし、本人は死ぬ気でスパートしていても端から見るとゆっくりにしか見えないらしいし、大したモノではありません。でもそんな私だからこそ、今から始めようかな…と逡巡している人の背中をぜひ押したいのです! というわけで、アドバイスをいくつか。

■ビギナーのウェアは張り切りすぎるべからず

「まずは形から」と、目立ちたがり屋さんだとついつい張り切ったウェアを選んでしまいがち。でも私の経験からすると、派手なウェアで街中を走っていると、初心者だけにふと気恥ずかしさが出てきてしまいます。

また当時はやっていたランスカ(ランニング用スカート。タイツと併用するものの、かなり短い)を履いて走っていると後ろから知らないおじさんが自転車で伴走してきて、かといって振り切れるほどの走りもできず困ってしまったことも。ショーツ姿でキャップからポニーテールを揺らして走る姿には憧れますが、最初のうちは、街に溶け込める抑え気味のスタイルがよさそうです。

■ラン=お散歩の延長と考え、ご近所にお気に入りコースを見つける

皇居の外堀周回コースや、代々木公園といったセレブにも会えそうな場所を走ると気持ちは上がりますが、長く続けるには玄関からスタートできる自分だけのコースを作ってしまうことがおすすめです。

思い立ったときにすぐ出走できるのはもちろん、四季の移り変わりが身近に感じられ、ご近所にいろんな発見があると楽しいし、また着替えやトイレの心配が無いのも安心。ちなみに私はドッグランのある公園で、かわいいわんこたちを眺めつつ走るのがお気に入りです。

■LSDやインターバル走でケガなく、疲れないように走る

LSDはクスリではなく、Long Slow Distanceの略。つまり、長くゆっくり長距離を走ること。歩くよりちょっぴり早いくらいのノロノロペースで、フルマラソンを目指す人は3時間程度走りますが、まずは1時間以上を目指しましょう。これは筋持久力のアップにとても効果的です。

調子が上がるとスピードを出したくなりますが、ぐっとこらえてノロノロペースを維持することが大切。インターバル走は、本来ジョグとスピード走を交互に繰り返す方法ですが、ビギナーには3分ジョグ→3分歩く、を繰り返す方法がおすすめ。

身体が慣れてきたら、ジョグの速度や時間を少しずつアップしていきます。これは心肺機能と筋力を無理なく向上させるトレーニング。長野県松本市が高齢者の健康法として取り組み、効果を上げていることでも注目されています。

音楽を聴きながら1曲ずつジョグして、歩いて、を繰り返せば飽きずに続けられますよ(3分はあくまで目安に)。やがてカラダの進化が感じられるようになると、もはや病み付きに。来年はフルマラソンのレースにエントリーしちゃうかも!?

(Kikka)

の記事をもっとみる