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放っておくとキケン!アラサー女性に多い「顎関節症」のセルフチェック方法

  • 2015.1.2
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宴会やご馳走を食べる機会が多い時期かと思いますが、いつもなら楽しいはずの飲み会も「何だか口をあけると顎が痛くて…」と顎の異常に悩む20代30代女性が増えています。“顎が外れる”までいかなくても、痛みを感じるようなら放置していてはキケンかも。

本日は『顎関節症』になりやすい人の行動パターンや、セルフチェック方法をご紹介します。

顎が鳴ったら要注意!?

あまり聞きなれない病名かもしれませんが、実は20代30代の女性に多いのが顎関節症。代表的な症状は顎や顔に痛みを感じる顎関節痛、顎を動かすと音がする顎雑音、口を大きく開ける事が出来ない開口障害といったもがあります。この3つの症状のうち一つ以上が該当し、他の顎の疾患ではないと診断された場合に顎関節症と診断されます。

2007年の厚生労働省の歯科疾患実態調査によると「大きく口を開け閉めした時にあごの痛みはありますか?」という質問に対し5%の人が「はい」と答えたそうです。5%というと少ないように感じますが、実に20人に一人が大きく口を開けると痛みを感じるという症状があるということです。

こんな人は早めの受診を~セルフチェック4つ~

1.口を大きく額た時に人差し指から薬指までの3本の指が縦に並べて入らない。

2.口を大きく開け閉めした時にあごに痛みがある。

3.口を大きく開けた時、左右どちらかに歪んでいる。

4.するめやタコなど、硬いものを食べるとあごや顔が痛くて食べられない。

特に口を大きく開け閉めした時にあごに痛みを感じる場合は早めに専門医を受診されることをお勧めします。顎関節症はひどくなるとお箸に5~6粒のご飯をのせて食べるのがやっとというほど、痛みで口が開かなくなったり、夜も眠れないほどの痛みがあり、手術が必要になる事もあります。

顎関節症になりやすい人の行動

顎関節症は原因がはっきりしないと言われていますが、“頬杖が癖になっている”人や“柔らかいものばかり食べている”人、食べるときに左右どちらか、片側しか使わない人が多いと言われているので、症状が出る前に日常の生活を見直してみるのもいいでしょう。

また奥歯に虫歯があるとつい虫歯のないほうだけで噛んでしまうので、億劫になりがちな虫歯治療ですが、痛みがなくても早めに治療しておくに越したことはありませんね。そしてストレスや不安、緊張から、いつも歯をグッと噛みしめている“噛みしめ症候群”も顎関節症との関係があると言われています。

仕事で緊張状態が続いたり、「最近、ストレスたまっているな」と感じたら、顎に力が入っていないか意識してチェックしましょう。

顎関節の歪みは肩こりや首こりにつながり、自律神経失調症やうつ病の温床になることも。異常を感じたら放置せず歯科医に相談して軽いうちに治したいですね。

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