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【恋愛の極意】「寄せる」ことができないと恋は失敗に終わる

  • 2017.9.7
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「妥協じゃないんだよね、寄せていくんだよね」と彼女は言いました。先日取材をさせていただいた女性は、会社社長の奥さん(28歳/結婚1年目)で、彼の年収と社会的立場とルックスとエッチの方面と・・・・・・それはそれはいっぱい「結婚する基準」をお持ちの女子でしたが、妥協ではなく、条件を「寄せて」いった結果、今の旦那さんと結婚したとのことでした。

■寄せるとは?

条件を寄せるというのは、あきらめることでもなく、妥協することでもない、というのが、彼女の主張するところでした。
では「寄せる」とは、どういうことなのか?彼女の言葉を借りるなら「星型の面積をちょうどいいかんじにする」ということだそうです。
ほら、性格診断みたいなもので、8つくらいの項目があって、それぞれの項目に答えていくと、八角形みたいなのができるのがあるでしょ?
その八角形の面積を「じぶんがまあまあ納得する広さにする」ことが「寄せる」ことらしいです。

■愛は総合得点制です

たとえば「年収100点」「ルックス40点」「性格80点」というかんじで、8つの項目において彼氏に点数をつけていったとき、八角形の面積が「まあまあちょうどよくなれば」それでOKということです。
つまり、総合得点制で彼氏を(コトバは悪いですが)値踏みしてみると、「なんとなくちょうどいいライン」ができるんですって!
この総合得点制は、愛というものの実態に即しているから、とてもいいように思います。愛って、相手のいい面も、あまり好きになれない面も、いろんなところを認めていかないと成立しないでしょう?
ルックスだけをあげつらって、いいだの悪いだのと言っているうちはまだ若くて勢いがある頃で、そのうち誰だって歳を重ねてくれば、いい面も、好きになれない面も、とにかく「含んでゆかないと」話が続かないようになっている・・・・・・それが愛という概念の基本でしょう。

■恋愛の出発点とは?

8つのポイントであれ、16個のポイントであれ、100個のポイントであれ、ひとそれぞれ、彼氏を値踏みするポイントを持っていると思います。
いくつものポイントを1枚の紙に寄せて凸凹のグラフを作ってみるといいでしょう。いろんな条件を寄せて、グラフがあなたが納得するある一定の面積になったとき・・・・・・それが彼を愛する出発点になるでしょうし、ある場合には結婚するタイミングになるように思います。
グラフがものすごく凸凹していて、いびつな形であったとしても、「その面積」がちょうど良ければOKです。

■じぶんの限界を知ること

繰り返しになりますが、これは妥協とはちがいます。妥協した結果、彼と付き合うことになった、となれば、それをもし彼が聞いたら彼に失礼でしょう?じぶん自身に対しても失礼な話だろうと思います。妥協ではなく、寄せてゆくこと。
これは、じぶんの限界を知ることでもあります。じぶんがもっといい女であったなら、すべてのポイントにおいて満点に近い点が打てて、もっと広い面積の彼氏と付き合えたのに・・・・・・こんなふうに、内省するために、寄せることが必要ってことです。
もちろん彼氏のほうだって、心のなかでひそかにあなたに点数をつけてグラフを作っているはずです。男女でお互いに内省できる関係・・・・・・これが成功する恋や結婚の秘訣ではないでしょうか。(ひとみしょう/ライター)
(ハウコレ編集部)

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