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急な来客も安心! 100均の“プレーンボックス”を使った玄関収納術

  • 2017.9.4

こんにちは。ママライター兼インテリアコーディネーターのあしださきです。

「シンプルに暮らす」「物のない空間」に無縁なのが子育てママの家ではないでしょうか?

インテリアブログなどを覗いていると、 お子さんがいながらも美しく整えられた家に暮らしていらっしゃるスーパーママも中には存在しますが。

私自身は子どもが1人増えていくごとにおもちゃや服、靴が増えていき、その場限りの収納をしていった結果、どこの棚を開けても“何となく雑然”としていてあまり人にはお見せしたくない場所がたくさんある、そんな家に暮らしています。

玄関は家の顔であると同時に、お客さんの目に触れる機会が最も多い場所 ですね。わが家は3人の子ども+大人2人の靴の収納に大変苦労しています。

極力置くものは減らしておきたいと思いつつ、しまいきれない靴たちの居場所にと、仕方なく棚を買い足してしまいました。

その棚が現在このような状態に。

●こんなときの頼れる収納アイテム、プレーンボックス!

収納好きのあいだでいま話題の商品、プレーンボックスをご存知でしょうか?

今までの100均コーナーの箱モノは、冷蔵庫内や外からは見えない棚の中の整理に使えば便利でしたが、デザインは正直……味気ない気がしませんでしたか?

このプレーンボックスはちょっと新しいですよ! 基本的には本当にシンプルな四角い箱ですが、“ありそうでなかった”オシャレ感があります。

また、蓋付きで中身が見えない ようにできますし、重ねられるのも○ですね。

ダイソー、セリア、キャンドゥともに非常に似た商品展開をしていますが、今回はセリアのボックスでこの雑然とした玄関棚収納に挑戦してみたいと思います。

このプレーンボックスですが、実は子どもの靴の収納にもってこいなんです。

浅型と深型のうち、“深型”の方は靴がすっぽりと収まるサイズ になっていて、このように入れて蓋をして積み重ねることができます。

棚は上部の空間まで有効活用すれば収納力が格段に違います。

今までは全くそれができていなかったので、このプレーンボックスで積み重ねることでその点をうまくカバーできたと思います。

【プレーンボックスのここがおすすめ】
・余計な装飾がない
・積み重ねて置ける
・カラー展開がシックで落ち着いている
・深さのバリエーションがある
・蓋と本体で色違いを選ぶと印象が変わる

そして、完成した玄関収納がこちらです。

いかがですが? 以前と比較するとずいぶんスッキリとして見えますよね。

そして、こうしてただ同じ箱が並んでいるだけなのに何となく美しいと感じませんか?

さてここで質問です。皆さんは「構成美」という言葉を聞いたことはありますか?

実は、このプレーンボックス収納がスッキリとしていて美しく感じるのには理由があるんですね。

中学一年生の美術でも習うデザイン理論の学習項目で、この「構成美」という言葉が出てきます。

視覚的美しさというものには8つの種類があり、その中のひとつに『リピテーション』 というものがあるそうです。

『リピテーション』とは簡単に言うと同じものの繰り返しという意味になりますが、人は同じものが規則的にただ並んでいる状態を「美しい」と感じるということです。

プレーンボックス収納はこうした理由からも、人の目に触れる場所における収納に最適である と思ったのでぜひおすすめしたいと思いました。

今回はわが家のお悩み解決に一役買ってくれたこのプレーンボックスですが、収納のアイデアは無限大ですね。

お子さんのおもちゃの収納棚や、洗面所、トイレ、リビング、キッチンなどをあっという間にスッキリ美しく生まれ変わらせてくれます。ご参考になれば幸いです。

【参考文献】
・『美の構成学ーバウハウスからフラクタルまで』三井秀樹・著

●ライター/あしださき(元モデル)

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