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彼氏を切らせたことがない女子は案外かわいそうな人かもしれない

  • 2017.8.31

多くの人は、ひとつの恋が終わったら、しかるべき時をひとりで過ごし、気持ちの整理をすると思います。そういう人々と裏腹に、恋が終わったらすぐに、新しい彼氏とつきあう人のことを「恋愛依存」と呼ぶこともあります。
今回は、恋愛依存のように、彼氏を切らせたことがない女子の幸福度について見ていきます。

■■恋愛依存=自己評価が低い

恋愛依存の人は、相対的な自己評価が低いと言われています。誰かのことを「この人は、自分に自信をもってそうでいいなあ」という感じで「高評価」すれば、相対的に自己評価は下がらざるをえないので、自己評価が低くなります。相対的というのは、こういうことです。
低い自己評価をどうにか「ふつう」くらいまで引き上げたいと思うのは、人のつねで、そういう人は、誰かから「かわいいね」とか「おれとつきあったら幸せにしてあげるよ」と言われると、ついふらっと、つきあってしまうのだとか。
もっと単純に「恋愛依存の人は日常的にエッチできる相手がいないと生きている心地がしない」という解釈もあるそうです。が、エッチというのは、その快感がどうであれ、つまるところ「相手に自分のことを求められる」ということですから、低い自己評価を埋める手っ取り早い方法であったりします。

■■彼氏を切らせたことのない女子の心の闇

自己評価が低いと、どうしても他人のことが良く見えてきます。だからどうしても「下から上を見上げて」自分に足らないものを探すようになります。そしてその「足りないもの」は「お金」とか「カバン」とか、そういう具体的な形を見せてくれないので、当の本人は心苦しいものです。
自己評価が低い人って、「わたしはあの子と比べて、いいカバンを持っていない、ということは、あの子よりもいいカバンを持てば、自分の心が満たされる」というような発想をあまりしません。漠然と「あの子は彼氏がいて楽しそう。なのにわたしは・・・・・・わたしって、なにを持ってないゆえに自己評価が低いままなのだろう」こんな思考をします。
つまり「なに」が足りていないのか、自分でわかっていない、ゆえに漠然としたから上を見上げて「もっとなにかが欲しい」と思います。非常につらい生き方ですよね。

■■ときには美味しいご飯にでも誘ってみては?

彼氏を切らせたことがない人は、周囲から見れば、非常に華やかな人生を送っているように見えるかもしれません。でもご本人は自己評価の低さにさいなまれています。どんなに容姿端麗で、いい洋服を着ている人であっても、「つねにちがう相手と恋している」というのは、足らないものを埋めたいという心のあがきゆえ。
ある種の人は若いうちに、こうやってあがくことで、自分を知って、自分に少しずつ自信をもつので、こういう生き方が良くないということではありません。
もしあなたの周りに、彼氏を切らせたことがなく、いつも違う彼とつきあっている人がいたら、ときには美味しいご飯にでも誘ってみてはいかがでしょうか?美味しいものをお腹いっぱい食べて、ぐっすり眠ることで、人は徐々に自己評価を高めていくことができたりもするのです。(ひとみしょう/文筆家)
(ハウコレ編集部)

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